近畿大・佐藤輝明選手「プロが目標」、西武スカウトが視察

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近畿大はこの日、今年の初練習を行い、プロ注目の佐藤輝明選手も初打ちを行った。埼玉西武のスカウトが視察に訪れている。

プロが目標です

佐藤選手はこの日、室内でマシンを相手に初打ちを行い、「新しい気持ちで頑張っていきたい」と話した。これまでリーグ通算11本塁打を放っており、二岡智宏選手が記録したリーグ通算13本の最多本塁打を射程圏内に捉えている。しかし、昨年の秋は2本塁打を放ったものの打率は.188と苦しんだ。

しかし、186cm92kgの左の大砲で、しかも50m6.2秒の足もある佐藤選手には、昨年から多くの球団が既に注目をしていると報道され、この日も埼玉西武のスカウトが視察に訪れた。佐藤選手も、「今のところプロが目標です」とプロ志望を明らかにした。「注目をされてるのは感じる。それに見合うというか、相手も警戒してくる中で結果を出すのが大事になると思うので」と話し、厳しいマークとなりそうなリーグ戦で、「頑張って高い評価をもらえるように。まずはリーグ戦や全国の大会で頑張りたい」と話した。

近畿大は昨年と同じく、今年も3月に阪神とプロアマ交流戦の予定がある。昨年、佐藤選手は4打数2安打1打点の活躍を見せ、阪神や視察した他の球団のスカウトからも高い評価を受けていた。今年の阪神戦についても「楽しみです。高いレベルのチームとできるのはすごく楽しい。プロの投手を打てれば自信にもなる」と話し、まずはそこでホームランを放ってアピールをしたい。

まずは春に2本塁打でリーグ最多に並び、できれば5本塁打は打ちたい。そして秋にリーグ通算を20本まで伸ばしてほしい。今年秋の目玉候補として、サードの守備、足、肩などをチェックして行きたい。

また近畿大では145キロ左腕の林山大州投手も「小さい頃からの目標だった。お世話になった方へ、何が恩返しできるかと言えば、プロで活躍している姿を見せること」と話し、プロ志望を表明した。

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「(阪神戦は)もちろんすごく楽しみですし、高いレベルのチームとできるというのは楽しいです。(違いは)やっぱり球のスピードとかキレとか、ピッチャーだけでなく野手も違うなと。(打てれば)自信になります」

 2年だった昨年3月の阪神とのプロアマ交流戦では、阪神・谷川から先制の適時二塁打を放つなど2安打1打点の結果を残し、集まったプロのスカウト陣にも強烈な印象を残した。現状、進路はプロ1本に絞っているだけに、結果を残せば大きなアピールとなる。

現在、関西学生リーグ通算11発で、巨人などに在籍した大学の先輩・二岡智宏が記録した最多13発が射程圏だ。「リーグ戦で頑張って、高い評価をしてもらえるように。今のところプロが目標です」と誓った。

3年間でリーグ通算11本塁打。1982年に関西学生野球連盟が設立されて以降の最多記録となる二岡智宏(現巨人3軍総合コーチ)の13本塁打に迫っているが「何本打つと決めるより、いいところで打ってチームを勝たせることが求められているところ」と副主将としてチームの勝利を最優先する。

進路は「リーグ戦を頑張って、高い評価をしてもらえるように」とプロ1本。この日は西武スカウトも視察。阪神なども高評価している。

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