五十幡よりも俊足、独協大・並木秀尊選手にヤクルト、日本ハムが視察

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独協大と東大のオープン戦が行われ、プロ注目の俊足・並木秀尊選手の視察に東京ヤクルト、北海道日本ハムのスカウトが姿を見せた。

サニブラウンをに勝った五十幡を超えた足

並木秀尊選手は昨秋の侍ジャパン大学代表候補合宿に召集されると、50m走の計測で、正確に50mではなかったものの、5秒32を記録し、5秒42だった五十幡亮汰選手を上回り周囲をあっと言わせ、今年のドラフト候補に跳ね上がった。

しかし急に名前が取り上げられるようになったことで「心がフワッと」していたと、ここまでオープン戦はノーヒットが続いていた。この日の東大戦では1番センターで出場すると、6回に左中間を割るヒットを見せると、迷う事なく三塁に進んだ。三塁までのタイムは日刊スポーツでは11秒19だったという。

また7回にもレフト前ヒットを打ち、初球で二盗を決めた。1塁の駆け抜けも3秒53だったといい、持ち味を十分発揮した。この日はその俊足を見に、東京ヤクルトと北海道日本ハムのスカウトが視察に訪れていた。

独協大は首都大学リーグの2部にいる。並木選手は「自分たちの代で1部を経験したい。春がラストチャンス」と話し、春の2部優勝、1部昇格に向けていよいよ勢いが出始めた。

打撃では五十幡選手の方が打球が強く、プロでも実戦に近い所まで来ていると思うが、足については互角という声も聞かれる。異次元の俊足センターの二人も、今年のドラフトで話題になることは間違いない。

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東大とのオープン戦に1番中堅で出場。6回先頭で左中間の当たりに迷わず二塁を蹴った。同じ打席でセーフティーを試み、三塁線へ転がす。ファウルとなったが、一塁到達3秒53。7回には左前打を放ち、初球で二盗を決めた。

プロの右打者でも一塁は4秒2、三塁は11秒を切れば俊足と言われる。ヤクルト、日本ハムのスカウトが視察する中、存分に持ち味を発揮した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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