上武大・古川裕大捕手はショート守備も、楽天・DeNAなど7球団15人スカウト視察

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上武大で強打の捕手として注目される古川裕大選手がこの日、JX-ENEOSとのオープン戦で4番捕手で出場すると、8回からはショートの守備についた。

突然言われてびっくりした

古川裕大選手は昨年春のリーグ戦で5本塁打を放ち、打率も.415を残して、その活躍で3年生ながら侍ジャパン大学代表に選出された。秋もやや調子を落としながらも3本塁打、打率.452を記録し、打力のある捕手として今年の大学生捕手のトップランクの選手。

この日は4番捕手で出場すると、打撃では2安打を記録、「体の開きを修正し、打撃は少しよくなっている。調子が悪い中でも2安打できたことは良かった」と話した。

そして8回、古川選手はショートに回った。昨年夏のオープン戦でも途中からショート、サードに入ったことがあるが、「突然遊撃と言われてびっくりした」と話すも、2つの併殺を完成させるなど安定した守備を見せた。

この日は7球団15人のスカウトが視察に来ており、谷口監督は「1年生捕手の進藤を試したかったというのもある」と筑陽学園で活躍していたルーキーの進藤勇也選手を起用する狙いがあったというが、スカウトが大挙して訪れるこの日にわざわざショートを守らせたのはアピールの意味もあるだろう。横浜DeNAの稲嶺茂夫スカウトは「遊撃でも細かいステップがしっかりできていた。捕手としても成長できていいる」、東北楽天の沖原スカウトも「スローイングがよくなっているし、ショートも見せてもらった」とショートでも評価した。

まずは打撃で注目を集めているが、キャッチングやフットワークなど捕手としてのレベルも高い選手。昨年の大学代表では海野隆司選手の肩の前に、スタメンで出場することはできなかったが、スローイングの精度が高まってくれば、プロが求める「打てる捕手」としての価値がさらに高まる。ショートもいいがやはり捕手として活躍を期待したい。

2020年度-大学生捕手のドラフト候補リスト

DeNAの稲嶺茂夫スカウトは「遊撃でも細かいステップがしっかりできていた。捕手としても成長できていいる」と評していた。

プロ7球団が視察し、楽天・沖原スカウトは「スローイングがよくなっているし、ショートも見せてもらった」と評価した。

打撃で2安打を放ち、8回からは昨夏オープン戦以来の遊撃も守った。借り物のグラブながら2つの併殺を完成させるなど無難な動きを披露し「捕手だけじゃないところも見せられたら」と笑顔。7球団15人のスカウトが視察し、DeNAの稲嶺茂夫スカウトは「遊撃でも細かいステップがしっかりできていた」と評した。

7球団のスカウトが視察する中、ドラフト候補の上武大・古川裕大捕手(新4年)は、5打数2安打を放ち、終盤は遊撃のポジションにつき、2つの併殺機会を無難にこなしてみた。

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