天理大の148キロ左腕・森浦大輔投手が6回7K、阪神・中日・ヤクルトなど7球団視察

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天理大のプロ注目左腕・森浦大輔投手が、阪神大学リーグ開幕戦に先発し、6回3安打7奪三振1失点の投球を見せた。

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もう少し球威が

森浦大輔投手は、大学1年生の時に大学野球選手権の大阪商業大戦で、9回4安打16奪三振2失点という快投を見せ、その時からプロのスカウトが注目をしている。昨年も145キロ前後の強い球を、多彩な変化球を投げ、今年のドラフト上位候補の声も聞かれてきていた。

この日は待ちに待った今年初の公式戦に、プロ側も阪神、中日、東京ヤクルトなど7球団のスカウトが注目をする中で先発をすると、初回に連打でノーアウト1,2塁のピンチとなったものの、後続を力のある球で内野ゴロ2つと空振り三振で無失点に切り抜けた。

2回、3回は安定した投球で最速145キロを記録したが、3回からは球速が落ち、変わりに多彩な変化球を駆使して6回を投げ、3安打7奪三振1失点に抑え、試合はコールドが成立して勝利した。森浦投手は「ストレートはあまり良くなかったが、変化球はコントロールが良かったので、何とか打ち取ることができました」と、真っすぐの調子が良くなかったと話した。

視察したスカウトも、

中日・山本将道アマスカウトチーフ補佐:「春のオープン戦で見たときよりも制球が良くなっている。左だしインコースにいい球がある。そのクロスボールをもう少し投げられれば。チェンジアップとスライダーが良いので、球威がもう少し出てくれば」

阪神・山本宣史スカウト:「カーブ、スライダー、チェンジアップがあってゲームを作れるね。特にチェンジアップとストレートの腕の振りが変わらないのが彼の特長。3回から球速が落ちたのは、コロナの影響による練習不足もあるかもしれない。昨年くらいの球威が戻れば、もっと良い投球ができる」

と、共に球威不足を指摘した。

森浦投手はこの日、プロ志望届を提出した。そして今後に投球について、「ここから調整できる範囲かなと思います。一戦一戦、全力でやっていきたいです」と話した。

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ネット裏で視察した中日・山本将道アマスカウトチーフ補佐は「春のオープン戦で見たときよりも制球が良くなっている。クロスボール(右打者の内角へ切れ込む直球)をもう少し投げられれば。チェンジアップとスライダーが良いので、球威がもう少し出てくれば…」と上積みを期待する。
 阪神の山本宣史スカウトは「ゲームをつくれる投手で、特にチェンジアップとストレートの腕の振りが変わらないのが彼の特長。3回から球速が落ちたのは、コロナの影響による練習不足もあるかもしれない。球威が戻れば、もっと良い投球ができる」と話した。

ネット裏には阪神、中日、ヤクルトなど7球団のスカウトが視察。阪神山本スカウトは「ゲームを作れる投手。チェンジアップと直球の投げる時の腕の振りが変わらない。昨年くらい直球が戻れば」、中日山本アマスカウトチーフ補佐も「春より制球はよくなっている。球威がもう少しほしい」と話し、次回以降に本来の球速が戻れば、評価も高まりそうだ。

コロナ禍で予定より16日遅れのリーグ開幕戦は今年初の公式戦。最速148キロの関西大学No.1左腕を視察するため、7球団のスカウトが集まった。阪神・山本スカウトは「カーブ、スライダー、チェンジアップがあってゲームを作れるね」。中日・山本アマスカウトチーフ補佐も「左だし、(右打者の)インコースにいい球がある」と評した。

初回に真っすぐを連打され、無死一、二塁と走者を背負ったが、後続を3人で打ち取り無失点で乗り切ると、2回から5回までは全て3者凡退。6回に2死二塁から暴投で1点こそ失ったが、この日記録した最速145キロの真っすぐにスライダー、チェンジアップ、カーブを織り交ぜ、相手に的を絞らせなかった。

この日がリーグ戦の開幕で、今季の公式戦初登板となった中、2人態勢だった阪神などプロ7球団の前で結果を残した。

 
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