東北公益文科大の153キロ右腕・赤上優人投手に中日・ヤクルトなど8球団視察

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東北公益文科大の153キロ右腕・赤上優人投手と、東日本国際大の145キロ左腕・佐々木大輔投手のドラフト候補同士の投げ合いに、8球団のスカウトが集まった。

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赤上投手が勝利

敗れれば東日本国際大の優勝が決まる試合で、赤上優人投手が意地を見せた。今季は調子が悪く、防御率は3.00だが、2勝0敗、21回を投げて29奪三振と、悪くてもしっかりと成績は残している。

この日も肩甲骨周辺の張りがあり、最速は146キロ止まりだった。しかし、エースとして先発として工夫をし、「今年は軽く投げることを覚えました。隠していたカーブも解禁しました」と変化球を使った。そして、7回を投げて4安打7奪三振1失点の好投を見せ、勝利に貢献した。

この日は中日、東京ヤクルトなど8球団のスカウトが訪れたが、中日の八木スカウトは「カーブも使って、うまさが出ていた」と話した。

赤上投手はストレートが150キロ台が出て、多彩な変化球でタイミングを外し、三振を奪う。特に昨年は春は30回で49奪三振、秋も40回2/3を投げて63奪三振を記録するなど、三振が非常に多い投手で、社会人とのオープン戦でも主軸がかするのが精いっぱいというような投球も見せる。

できればこの秋に、さらに注目を集めるような投球が見せられれば良かったが、ストレートの威力、変化球のキレなどは非常に期待をしている。ドラフト会議での指名が注目される。

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肩甲骨周辺の張りもあったが、この一戦に合わせて調整した。昨年は抑えだったが、今年はエースとして完投を意識。「全部、目いっぱい投げていましたが、今年は軽く投げることを覚えました。隠していたカーブも解禁しました」。冬場に精度を上げたカーブで、最速146キロどまりの直球を生かし、同じくプロ志望届を出している佐々木大に投げ勝った。中日の八木スカウトは「カーブも使って、うまさが出ていた」と評価した。

8球団が集結する中、最速こそ146キロも、負ければ相手の優勝が決まる大一番で7回4安打1失点7奪三振。横田謙人監督(50)は「こういう試合で結果を残せないと上では通用しないし、ドラフトも厳しくなる。エース対決を勝ちとったのは大きい」とたたえた。

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