中央大のドラフト上位候補・牧秀悟選手が、今季第1号ホームランを放った。打った瞬間にわかるレフトスタンドへの一発だった。
今年公式戦1号
オープン戦や開幕戦はまだ自分のバッティングが戻っていないところもあったが、徐々に良くなっていると話していた中央大の牧秀悟選手、この日は駒澤大との1回戦、3回にランナーのいない場面で打席に立つと、変化球を悠然と見逃した次の球を強く叩き、打球はレフトスタンドへ飛び込んだ。
確信して少し歩きながら打球の行方を追った。「カウントが良かったので、強く打ちにいった。瞬間にいったと思った」と話す。打っても淡々としている選手だが、二塁ベースを回ってからガッツポーズが出た。それだけ、苦しんできた中で、しかもこれからの自分の進路を決めるドラフト会議の前に打ったこの一発は大きかった。
この日も多くの球団がスタンドに来ていたが、横浜DeNAの河原スカウトディレクターは「評価レベルとしては近大・佐藤と同じくらいの所にいる。間違いなくトップクラス」と話した。また中日の正津スカウトも「しっかり自分のポイントで打っている。スローイングがいい」と攻守を評価した。
ドラフト会議前の中央大の試合は今日が最後となる。ドラフト会議では1位か2位で指名される事になりそうで、次戦・10月27日の国学院大とのカードは、ドラフト会議で指名を受けてからの試合となる。
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今月26日のドラフト会議で上位指名を確実にしつつある。視察したDeNAの河原隆一スカウティングディレクターは「評価レベルとしては近大・佐藤と同じくらいのところにいる。間違いなくトップクラス」と高く評価した。
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