中京大中京・高橋宏斗投手がプロ志望、各球団の動き

中日ドラフトニュース 高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース 東京ヤクルトドラフトニュース 広島カープドラフトニュース 埼玉西武ドラフトニュース 北海道日本ハムドラフトニュース 東北楽天ドラフトニュース 横浜DeNAドラフトニュース

今年の高校NO.1投手、中京大中京の高橋宏斗投手が、進学から一転、プロ志望となった。各球団のドラフト1位指名が大きく変わる可能性がある。

スポンサーリンク

1位競合クラス

高橋宏斗投手は183cmの体から最速154キロの速球を投げ、真っすぐはしっかりと制球をされており、またカットボール、ツーシームなどの変化球も操れる。また、甲子園交流戦では延長10回を投げぬき、9回にも150キロを記録するなど、圧倒的な出力を持っている。

その高橋投手は、大学進学が濃厚という情報が伝わっていたが、それでも各球団のスカウトが、わずかなプロの可能性があるとして追い続けた。それだけの逸材だった。慶応大の受験を受ける段階で、今年のプロ入りはないという雰囲気になったが、大学からの吉報が届かなかった事により、この日、高橋投手はプロ志望を表明した。

「小さい頃からずっと夢見ていたプロの世界に、志望届を提出できるのは凄くうれしいこと。迷いはありません」と話し、元々、大学不合格の場合にはプロ志望届を出すと決めていた。「結果が出た瞬間から、落ち込んでいても何も変わらないので、しっかり次の目標に向かって、進もうと思うようになりました」と話した。

各球団の動き

各球団の評価や動きが伝わっている。

地元・中日は、加藤宏幸球団代表が「評価は高いし、1位候補として考えるべき素材」と話し、13日には与田監督も出席してスカウト会議を行う予定で、「地元の選手だし考え直さないといけない。1位候補として考えるべき素材だと思う。スカウトと相談する。ドラフトに向けて、戦略に彼を加えて話し合っていく」と話した。

また中日の米村アマスカウトチーフは「目標が立たれた時に、僕がコメントをいうのは差し控えたい。もちろん、志望届を出した時点で最高の評価はしている。高校生でいくのか、即戦力でいくのか、答えを出さないといけない。」と話すと、与田監督は「素晴らしい素材。映像でも確認している。彼も加えた中で話をしていきたい」と話した。

中日は2018年に地元・岐阜出身の根尾選手、2019年にも地元・東邦の石川選手を1位指名している。今年は地元出身のトヨタ自動車・栗林良吏投手もドラフト1位指名候補の有力な選手だったが、高橋投手の1位指名が濃厚となりそうだ。

他球団の動き

東京ヤクルト・小川GM「大学進学が濃厚と聞いていたので、可能性は少ないと思っていた。いずれにしろ、プロ志望届提出を受け、チームの状況を考えて、それからになる。候補がひとり増えることになる」

東北楽天・後関スカウト部長「うちは12日の締め切りまでは進学希望と言われている選手も含めて、すべての選手をフラットにみている。締め切られた時点から判断するので何とも言えません。評価としては当然、上位候補でしょう。ボールが強く能力的には優れている。多分、1位で消えるだろうと予想はしています」

北海道日本ハム・大渕スカウト部長「現時点では何とも言えませんが、高校生ではトップクラスでしょう。投げるセンスがある。ただ速いだけじゃなくゲームメークもできる選手」

埼玉西武・渡辺GM「どこかが1位で獲るだろう。そのぐらい真っすぐの力があるし、カットもいい。ゲームをコントロールする能力にたけている。まだ全然決まっていないが、一つ駒が増えた。

広島・苑田スカウト部長「進学希望と聞いていたのでリストから外して考えていた。こんなことになるとは。今後また会議があるから、そこで検討となるだろうが、うちに限らず他球団も戦力がガラッと変わることになるのでは」

横浜DeNA・河原スカウトディレクター「大学に行きたかっただろうから残念だったと思うが、今後、志望届を出せば中森、山下と共に高校生ビッグ3になるだろう」

今後は、高橋投手の1位指名を検討する球団、またそれに伴い、競合が若干少なくなりそうな近大・佐藤輝明選手、早大・早川隆久投手、トヨタ自動車・栗林良吏投手の指名にいく球団などもあるだろう。

高橋投手の進路が、今年のドラフト戦線が大きく動かした事は間違いない。

2020年ドラフト指名予想
 2020年ドラフト指名予想です。
154キロ高校生No・1右腕、中京大中京・高橋、急転プロ表明「迷いはありません」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 最速154キロを誇り高校生No・1右腕とされる中京大中京(愛知)の高橋宏斗投手(18)が6日、名古屋市内の同校でプロ志望を表明した。大学進学希望だったが希望する大学への進学がかなわず進路変更。26日のドラフト会議まで20日と迫る中、屈指の右腕の決断により、各球団がドラフト戦略の根本的な見直しを迫られる必要性が出てきた...
中京大中京・高橋プロ表明!各球団は戦略見直し必至、情報戦が一気に加速 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 最速154キロを誇り高校生No・1右腕とされる中京大中京(愛知)の高橋宏斗投手(18)が6日、名古屋市内の同校でプロ志望を表明した。大学進学希望だったが希望する大学への進学がかなわず進路変更。26日のドラフト会議まで20日と迫る中、屈指の右腕の決断により、各球団がドラフト戦略の根本的な見直しを迫られる必要性が出てきた...
中京大中京・高橋がプロ志望届提出表明 一躍26日ドラフトの目玉
 中京大中京高の最速154キロ右腕・高橋宏斗投手(3年)が6日、名古屋市内の同校で取材に応じ、プロ志望届を提出することを表明した。希望していた慶大のAO入試で不…
中京大中京・高橋「受験無駄ではなかった」一問一答 - 高校野球 : 日刊スポーツ
世代屈指の最速154キロ右腕、中京大中京(愛知)の高橋宏斗投手(3年)が6日、名古屋市内の同校で会見し、プロ志望届を提出することを表明した。当初は慶大進学を希… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
最速154キロ中京大中京・高橋宏斗 進学から一転プロ志望届提出へ…ドラフト1位指名競合は確実視:中日スポーツ・東京中日スポーツ
今秋ドラフトの目玉として進路が注目されていた中京大中京高(愛知)の最速154キロ右腕、高橋宏斗投手(3年)が6日、プロ志望届を提出する...
中京大中京の最速154キロ右腕・高橋宏斗がプロ志望届提出を表明「小さい頃からの夢に一歩早く近づける」 - スポーツ報知
 昨秋の明治神宮大会優勝投手で、高校NO1投手の呼び声が高い中京大中京(愛知)の154キロ右腕・高橋宏斗(3年)が6日、プロ志望届を提出することを表明した。この日、進学を希望していた東京六大学リーグ・
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント