亜大・東浜巨投手に12球団30人のスカウト集結、中大・島袋投手は226球の熱投!

大学野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 東都大学野球の春季リーグ戦が開幕した。開幕戦である亜大vs駒沢大の対戦では通算17完封をマークしている亜大・東浜巨投手が先発した。しかし、昨秋からの肩の不調による調整不足もあり最速は142km/h、ストレートは高めに浮き6回までに8安打を許して3失点という内容だった。スタンドには12球団30人のスカウトが視察に訪れていた。

続く中大vs東洋大の対戦は中大エース・島袋洋奨投手と東洋大の新エース・藤田純基投手が投げあいを見せると、東洋大は7回途中から昨年東洋大姫路でドラフト候補だった原樹理投手が登板、2-2のまま延長15回まで試合は続き、15回裏に中大がサヨナラ勝利を挙げた。島袋投手は15回を一人で投げきり226球、7安打、奪った三振はなんと21奪三振の内容、藤田純基投手は6回2/3を投げて6安打11奪三振2失点、原樹理投手は7回1/3で8安打8奪三振1失点と好投手が好投を見せた熱戦だった。

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  • 東浜「最悪」の開幕戦…MAX142キロ、6回3失点 - スポーツニッポン:2012/04/02

     昨秋のリーグ王者・亜大は、東浜巨投手(なお)投手(4年)が6回8安打3失点と不調だったが、延長11回で駒大を下した。

     東浜はマウンドで何度も首をかしげた。こん身の直球のはずが、最速142キロ止まり。6回を8安打3失点。「浮足立ってしっくりこなかった」と、開幕戦を振り返った。ドラフトイヤーの初戦。スタンドでは国内12球団約30人のスカウトが見守っていた。初回、2点を先制してもらったが、すぐに3長打を浴びて同点とされると、2回にも1死三塁から9番打者に右前適時打を浴びて、勝ち越しを許した。「ボールが高めに浮いて、甘い球を狙い打ちされた」。3回以降は持ち直したが、本来の姿ではなかった。

    島袋 15回226球21K熱投!サヨナラ勝ち引き寄せた - スポーツニッポン:2012/04/02

     春季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。中大の島袋洋奨(ようすけ)投手(2年)が東洋大から21三振を奪う力投。チームも延長15回3―2でサヨナラ勝ちした。

     延長15回無死。島袋が220球目に投じたのは141キロの直球だった。バットが空を切り21個目の三振が積み上がった。226球を投げ終えると、仲間を信じてベンチで待った。「勝つと信じていた」。規定による引き分け寸前のサヨナラ勝ち。左腕はベンチで両拳を突き上げた。

     15回を投げ7安打2失点。21奪三振は、参考記録ながら1978年秋に東洋大の松沼雅之(元西武)が、延長14回でつくった「22奪三振」の東都歴代1位に次ぐ数字。島袋は「21三振も延長15回も生まれて初めて」と興奮を隠さなかった。

     開幕投手は、新しく就任した秋田秀幸監督から2日前に伝えられた。大役にも沖縄・興南で甲子園春夏連覇を果たした左腕は動じない。宮崎での春のキャンプで2000球以上投げ込んだという自信が、過酷なマウンドを支えた。高2センバツの富山商戦での19奪三振、そして高3センバツ決勝の日大三戦で投じた198球も上回った。

    昨夏甲子園8強腕・原樹 痛恨サヨナラ打浴びる - スポーツニッポン:2012/04/02

     昨夏の甲子園で東洋大姫路をベスト8に導いた東洋大の原樹が痛恨のサヨナラ打を浴びた。

     7回途中からマウンドに上がると、先発の藤田を超える7回1/3、117球。島袋と息詰まる投手戦を演じたが、延長15回無死満塁から中前打を許した。原樹は「(島袋に)絶対負けたくなかった」と唇をかんだが、高橋昭雄監督は「いい度胸している」と1年生右腕をかばった。

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