大阪商業大の3年生・修行恵大選手が連盟新記録となる8打数連続ヒットを記録した。来年のドラフト候補として二刀流を目指す。
二刀流
修行恵大選手は大垣日大で4番エースとして活躍、143キロのキレの良い速球を投げるエースとして、またシャープなスイングからの打球が魅力で、甲子園でも活躍を見せた。
大商大へは投手として入学したものの、腰痛の影響がありまだリーグ戦で登板は無い。しかし今季は1番ファーストで出場すると、18日の龍谷大1回戦で5打数5安打を記録、そしてこの日の2回戦でも1回先頭でライト前ヒットを打つと、4回ノーアウト1塁の場面でレフトへヒット、5回ノーアウト1塁の場面ではレフト線にタイムリー2ベースヒットを打ち、8打数連続安打のリーグ新記録を達成した。
新記録に修行選手は「スライダーです。まさか打てると思っていなかったのでうれしい。きのう5安打して耳にしていたが、気にして打てるバッターじゃない。塁に出ることだけ考えていました」と話した。
この日最後の打席はライトライナーに打ち取られ記録は止まったが、高校時代と変わらぬシャープなスイングを見せた。昨年秋も規定打席に到達していないが、25打数12安打で打率.480を記録しており、その打撃が注目される。
また投球についても「投手で入っているので、投手としても活躍したい」と話す。富山監督は「バッティングに力を入れてましたから。でも投手もいけます。」と話し、二刀流について「やりますよ」と話した。
高い打撃センスを持っており、来年注目されることは間違いない。腰痛が軽くなり投球ができるようになれば、そちらにも注目したい。
「スライダーです。まさか打てると思っていなかったのでうれしい。きのう5安打して耳にしていたが、気にして打てるバッターじゃない。塁に出ることだけ考えていました」と喜ぶ修行は184センチ、77キロ、右投げ右打ち。昨秋リーグ戦で規定打席不足ながら25打数12安打、打率・480をマークした。
18日の1回戦で5打数5安打をマークした修行は、初回先頭の右前安打で王手をかけ、4回無死一塁の左前安打でリーグ記録に並んだ。さらに5回無死一塁の左翼線適時二塁打で新記録を樹立した。「まさか打てるとは思っていなかった。うれしい。(記録は)耳にしていたが、気にして打てる打者ではない。何も考えずに、チームのために打つことだけを考えた」と静かに喜びをかみしめた。
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