関学大・黒原拓未投手が7安打完投、巨人・阪神など6球団視察に「見てもらわないと始まらない」

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緊急事態宣言が発令される中で、4月25日から中断していた関西学生リーグが再開した。関西学院大のプロ注目左腕・黒原拓未投手が約1ヶ月ぶりの投球で、9回7安打2失点と好投を見せた。

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見てもらわないと

緊急事態宣言の発令後、関西学院大も練習は3時間に制限し、練習試合も行うことができず、約1ヶ月の間に実戦は紅白戦の2試合のみだった。長い調整期間の中で黒原拓未投手は、投球練習の回数を増やすなどしてきた。

この日の近大戦は久々の登板だったものの、以前と変わらぬ安定感を見せる。初回を無失点に抑えると、最速148キロの速球に、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップなどをしっかりと投げ分け、7回まで無失点に抑える好投を見せた。

8回に2失点したものの、9回までを投げきり、9回7安打2失点で完投勝利を挙げた。「真っすぐの切れが良く、内外に投げ分けられた」と話した。

この日は阪神、巨人など6球団のスカウトが視察に訪れたが、黒原投手は「プロになることが目標なので、見てもらわないと始まらない。無観客でもできるのはうれしい。ストレートのキレ、力強さを見ていただけたら」と話し、アピールできる機会が戻ってきたことを喜んだ。

キレの良いストレートを投げる黒原投手、高い調整能力も見せ、プロでもシーズンを通して戦える感じも見せる。左腕投手は貴重で評価も高くなることもあり、ドラフト会議では2位か3位で指名されるのではないかと思う。

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緊急事態宣言の発出を受け、練習は3時間に制限。練習試合を行うこともできず、約1カ月の間、実戦は紅白戦2試合のみだった。調整が難しい期間だったが、左腕は「ランニングの強度や投球練習の回数を増やしてきた。実戦から離れていても変な感じはなかった」と胸を張る。客席では巨人、阪神など6球団のスカウトが視察。「プロ野球選手を目指しているので、見てもらわないと始まらない。ストレートのキレ、力強さを見ていただけたら」と話した。

プロ注目の関学大の黒原はリーグ戦再開を感謝した。「プロになることが目標なので、見てもらわないと始まらない。無観客でもできるのはうれしい」と頬を緩めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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