天理大・井奥勘太投手が148キロ7回無失点、最終的な目標はプロ

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天理大のエース左腕・井奥勘太投手が、開幕戦の追手門学院大戦で7回無失点、最速148キロを記録した。

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3キロアップ

井奥勘太投手は今年春のリーグ戦で5勝0敗、防御率0.23を記録し、チームを優勝に導くと、大学野球選手権でも石巻専修大を8回4安打7奪三振で無失点に抑え、8回コールド完封勝利を挙げている。

173cm71kgと身体が大きくない左腕投手だが、制球力が良い投手で安定感は抜群だった。ただし、球速は春の段階で最速で145キロと少し足りない印象だった。

この夏は「自分は体が小さいので、プロでやるには直球の力強さを上げることが必要」と、天理大はチームにトレーナーがいないため、SNSを使ってトレーニング法を検索し、独自に球速アップの取り組みを続けた。

するとこの日は、自己最速を3キロ更新する148キロを記録、「直球の力は確実に上がっている」と手応えを掴んでいる。

最終的な目標はプロ入りと話す井奥投手、大学最後のシーズンでさらに成長を見せ、目標にさらに近づきたい。

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チームにはトレーナーがおらず投球フォームを自らスマホで撮影して分析。課題を見つけては、ツイッターやインスタグラムで「瞬発力」「股関節強化」と検索して強化メニューを自ら組み立てる。「自分は体が小さいので、プロでやるには直球の力強さを上げることが必要」。173センチ、71キロのボディーから効率的にパワーをねじり出そうと試行錯誤を重ね、この日は自己最速を3キロ更新する148キロを記録。「直球の力は確実に上がっている」と自信を深める勝利となった。

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