同志社大2年の151キロ長身右腕・真野凜風投手が3勝目、天理高では軟式でプレー

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同志社大の2年生・真野凜風投手が今季リーグトップタイの3勝目を挙げ、再来年のドラフト注目投手へ。

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天理高では軟式でプレー

真野凜風投手はこの日、関西大との試合で先発すると、6回2安打8奪三振無失点の好投で今季3勝目を挙げた。

高校は天理高だったが、進学コースだったため硬式野球部の練習時間と合わず、軟式野球でプレー、全国大会4位、国体3位などの成績を収めている。関西大に進学すると、当初は準硬式野球部でプレーする事を考えていたが、硬式野球部のセレクションを受けた所、花野監督の目に留まった。

「いい意味でのいい加減さがあり、自分のピッチングが縮こまることがない。毎年毎年、パワーアップしていく投手だと思う」として素質を見た花野監督は、硬式野球部に誘うと、大学1年時は硬式野球のスピードに慣れる事からスタートし、今年夏までに186cmの長身から最速151キロを投げ、多彩な変化球も操れる投手へと成長した。

これで今季3勝目、全国各地の高校の硬式野球部で活躍したプロ注目投手がいる中で、今季の最多勝を争う。来年にはさらに注目を集め、2023年のドラフト会議では注目投手となるかもしれない。

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3回まで完全投球。4回、オリックス2位指名の野口智哉に中前打を許し、6回にも野口にリーグ戦通算100安打となる左前打を献上したが、6回77球を投げ打たれたのはこの2本のみ。破竹の開幕8連勝でリーグ優勝を決めた関大が、野口以外は手も足も出せなかった。

186センチ、74キロの大型右腕は珍しい経歴を持つ。高校野球の名門出身ながら甲子園を目指した球児ではない。軟式野球出身なのだ。小学時代から軟式野球を続け、高2年の夏は背番号「8」のセンター兼投手として全国大会でベスト4。国体では3位となった。
 大学では準硬式でプレーを続けるつもりが、高校の監督から「硬式にチャレンジしてみろと言われて。不安はあったが、監督を信じて硬式に転向した。軟式と硬式の違いはメチャメチャあった。直球は速くなりましたが、変化球が曲がりづらくて…」。それでも、入学から2年で主戦投手に抜てきされるまでに成長した。
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