関西大の149キロ右腕・定本拓真投手が、1月6日に同大学のグラウンドで初練習を行い、プロ入りの目標についても話した。
大卒がベスト
定本拓真投手は三重高校出身で、最速149キロの速球を投げる関西学生リーグ屈指の右腕投手。昨年秋は6試合23回2/3を投げて自責点6、最優秀投手に選ばれた。
それでも、「タイトルはうれしいが、最優秀選手、ベストナインの3冠を目指していた。エースと言えるほどの成績はまだまだ残せていない」と、防御率がリーグ3位だった事に悔しさを見せる。
筋トレを趣味と話す定本選手、今年の目標として「155キロは出したい。MVP、ベストナインと合わせて3タイトル全て獲る」と話し、「全国制覇が目標。その中で自分が引っ張っていきたい」と意気込みを話した。
将来については、「大学卒業後は、上のレベルで野球がしたい。将来的にはプロ。大卒で行けるのが一番」と話す。しかし、「そんなに甘くはないと思う。」と、自分の立ち位置をしっかりと確認し、一歩一歩、足をつけて目標に進んでいく決意を示した。
体全体で力のある球を投げる定本投手、目標に向かいどのように変化をしていくのか注目したい。

目標であるプロ入りのための1年が始まった。「大学卒業後は、上のレベルで野球がしたい。将来的にはプロ。大卒で行けるのが一番」。今冬は「趣味」という筋トレを中心にフィジカルの強化に取り組む予定で、最速155キロを目指している。

18年春の選抜準決勝ではあと一歩のところまで優勝した大阪桐蔭を追い詰めた右腕。リーグ優勝を果たした昨秋は主戦として最優秀投手に輝いたが、関西選手権でまさかの敗退を喫し神宮行きを逃した。チームとしての目標である全国制覇に向けて、昨年以上に絶対的エースとしての役割が期待される今年は「(最速)155キロは出したい。MVP、ベストナインと合わせて3タイトル全て獲る」と並々ならぬ決意をのぞかせる。
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