東京六大学の法政大が1月6日に練習を開始し、巨人、中日、福岡ソフトバンクのスカウトが姿を見せた。
斎藤選手、扇谷投手など注目
この日は午前中に明治神宮への初詣を予定していたが、都内で新型コロナの感染が拡大しているために自粛した。午後1時から練習を開始すると、巨人、中日、福岡ソフトバンクのスカウトが視察をする中で4時間、練習を行った。
昨年が夏にチーム内で新型コロナの感染が拡大するなどしたものの、ドラフト会議では山下輝投手が東京ヤクルトに1位指名され、三浦銀二投手が横浜DeNAに4位で、岡田悠希選手が巨人に5位で指名されるなど、3人のプロ野球選手が誕生した。
そして今年も、主将を務める二塁手の斎藤大輝選手や、新エース候補で188cmの長身右腕・扇谷莉投手などが注目される。扇谷投手はこの日、ブルペンで立ちながらの投球を行い、「まずチームの勝利に貢献したい。勝てる投手になること。その先にプロがあると思う」とプロ志望を明らかにした。
侍ジャパン大学代表候補合宿にも参加した斎藤選手は、「個人的には打率5割でベストナインも獲りたい」と話す。昨年春に打率.342、3本塁打でベストナインに輝いており、昨秋も打率.438を記録、四死球10を奪うなど、打席で結果を残した。
また他にも、二塁送球の平均が1.85秒を記録する強肩捕手の村上喬一朗選手も注目され、「今年は副主将として今までより投手陣を見ていきたい」と話す。
秋にまた、法政大の名前が多く挙がることになりそうで、今年は1年間、何事もなく選手がプレーすることができる年になってほしい。

午前中に予定していた明治神宮での初詣は都内に新規感染者が広がる状況から自粛。この日は巨人、ソフトバンク、中日のスカウト陣が見守る中、午後1時から約4時間、汗を流した。新エース候補の扇谷莉(東邦)はブルペンで立ち投げながら投球練習をこなすと「まずチームの勝利に貢献したい。勝てる投手になること。その先にプロがあると思う」と力強く話した。
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