東洋大がグラウンド開きを行い、156キロ右腕の羽田野温生投手は、今年の目標について話した。
160キロを出すのが目標
羽田野温生投手は188cm92kgの体から最速156キロの速球を投げる。汎愛高校時代からプロが注目していたが、東洋大で球速が伸び、現時点で大学NO.1の球速を誇る。
今年の目標について聞かれると、「1部に昇格して秋で優勝を。個人としては大きな目標としてプロ入りがあります。春、秋とチームの勝利につながる結果を出したい」と話し、プロ入りまでのプランを示した。
杉本監督は「あれだけの身長があって、脚力がある。160キロ出ます。出たからなんだっていう話かもしれませんが、プレッシャーは与えられる」と話す。これだけの体がありながらも50mを6.1秒、100mを11秒台で走るという身体能力に、160キロマークを確信し、上茶谷・梅津・甲斐野よりも上と話す。
羽田野投手も「大学在学中に160キロを出すのが目標です」と、160キロ到達に本気で、冬は柔軟性の向上のために10種類のストレッチメニューを1時間みっちり行っているという。
抑えでの登板が予定されており、「最後に自分が締めるのが役目になる。どんどん押していくタイプなので、全力で1イニングを投げ抜きたい」と話す。リリーフで登板し160キロに近い速球で相手を抑える甲斐野投手のような投球を期待したい。

大台の160キロも夢ではない。杉本泰彦監督(62)は潜在能力の高さを評価する。「あれだけの身長があって、脚力がある(50メートル走6秒1、100メートル走11秒台)。160キロ出ます。出たからなんだっていう話かもしれませんが、(相手に)プレッシャーは与えられる」。“排気量”は同部OBのDeNA上茶谷、中日梅津、ソフトバンク甲斐野の「150キロトリオ」よりも上、と太鼓判を押した。




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