立教大新2年・沖政宗投手、145キロ越えも「球速にこだわらない」

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立教大で1年秋のリーグ戦で1試合2回に登板した沖政宗投手、最速は145キロに到達したが、「大学4年間で極めていかなければいけないのはコントロール。球速にはこだわらない。そこで勝負するつもりはない」と話す。

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制球を軸に考えて行きたい

沖政宗投手は、21世紀枠として出場が決まっていた2020年のセンバツが中止となり、夏の甲子園交流戦で大舞台のマウンドを踏んだ。「1年生で立てるとは思っていなかった。独特の緊張感があって、マウンドに立つと緊張はしないタイプですけど、反省で映像を見返したら、唇の色が変わっていました」と笑った。

昨年は立教大に進学すると、秋のリーグ戦では1試合2イニングに登板し2安打無失点の投球を見せた。「高校では取り入れてこなかったこともたくさんありました。自分がこれから良くなっていくために、どこが足りなくて、どこを極めていけばいいのかを探っていく1年でもあった」と話し、アドバイスをもとにフォームを改造して、最速は高校時の141キロから145キロにアップしている。

しかし、沖投手は「大学4年間で極めていかなければいけないのはコントロール。球速にはこだわらない。そこで勝負するつもりはない」と話す。1年間、東京六大学を経験し、「東京六大学に自分みたいなタイプの投手は少ないと思う。球の強さであったり、回転数に課題はありますけど、制球を軸に考えていきたい」と、自らの方向性を定めた。

高校時はプロ志望届を提出せずに立教大に進学し、1年生を終えた現時点でも、その上のステージについては語っていない。まずは「勝負の年」という今年の東京六大学での活躍を注目したい。

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個性に磨きをかけ、活路を見いだす。沖は客観的に自らを冷静に分析し、1つの答えを出した。「大学4年間で極めていかなければいけないのはコントロール。球速にはこだわらない。そこで勝負するつもりはない」ときっぱり。横のスライダーを軸とした外の出し入れ、打者の手元で小さく変化させるツーシームで打たせて取る投球が持ち味。150キロ超えの「剛」ではなく、多彩な変化球を操る「柔」に重点を置く。「東京6大学に自分みたいなタイプの投手は少ないと思う。球の強さであったり、回転数に課題はありますけど、制球を軸に考えていきたい」と、信念がぶれることはない。

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コメント

  1. 高市俊(元ヤクルト)みたいなイメージ