早稲田大と白鴎大がオープン戦を行い、最速151キロの速球を投げる白鴎大の左腕・曽谷龍平投手が登板した。この日は5球団のスカウトが視察し、東京ヤクルトが評価をしている。
146キロ
曽谷龍平投手は183cm79kgの左腕投手で、最速は151キロを記録しておりドラフト候補として注目されている。昨年12月の侍ジャパン大学代表合宿にも参加し、その力を見せていた。
この日は早稲田大とのオープン戦で先発すると、7回を投げて3安打7奪三振3失点、2四球、最速146キロの速球にスライダー、ツーシーム、チェンジアップ、カットボールなどを織り交ぜて113球を投げた。
「味方のエラーで出た後にランナーを増やしてしまい、2死一、二塁で5番打者に、ちょっと中に入ってしまった球を一発で仕留められてしまった。集中力はさすが」と反省したものの、既に長いイニングを投げられる状態になっており、順調といえる。
この日は曽谷投手、また大学代表合宿に共に参加した早稲田大の蛭間拓哉投手が対戦することから、5球団のスカウトが視察に訪れた。東京ヤクルトの丸山スカウトは「この時期の風の強い中で100球以上投げて、少しばらけた後の七回もしっかり締めた。最速もウチのスピードガンでも146キロだった」と話して評価した。
力のある左腕投手として、昨秋のリーグ戦では4勝で最多勝、防御率0.24で最優秀防御率、50奪三振で最多奪三振の投手三冠に輝いている。今年はリーグ戦の活躍はもちろん、全国大会で投げること、そして侍ジャパン大学代表で投げて評価を受ければ、秋にはドラフト上位指名候補としてドラフト会議を待つことになりそうだ。

プロ5球団が視察し、ヤクルト・丸山スカウトは「この時期の風の強い中で100球以上投げて、少しばらけた後の七回もしっかり締めた。最速もウチのスピードガンでも146キロだった」と曽谷の現状にうなずいた。
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