関西学生リーグでは、関西学院大で最速152キロの速球を投げプロが注目する西隼人投手が、関西大を7回4安打1失点に抑える投球を見せた。
150キロを2度記録
西隼人投手はこの日、甲子園のスピード表示で150キロを2度記録し、3回まで打者9人に抑える投球を見せた。
4回にエラーがらみで2アウト3塁とされ、4番にタイムリー内野安打を許し1失点したものの、7回2アウト1、2塁の場面では、7番・小河選手を148キロのストレートで見逃し三振にとり、この回で降板した。7回4安打1失点だった。
西投手は今季、同志社大戦で6回1失点、立命館大戦で8回無失点、そしてこの日も、0−1で降板し、その後逆転勝利したものの勝ち星はつかず、ここまで0勝1敗の成績になっている。しかし、21回を投げて防御率は0.43と非常に安定している。
この日は福岡ソフトバンクの稲嶺スカウトが視察したが、「マウンド上で気持ちの強さを感じる」と話す。相手のバットをこの日は2本へし折る力のある球を投げ、投げっぷりの良さで注目される。
関西学生リーグでは同志社大の高橋佑輔投手、東山玲士投手、立命館大の秋山凌祐投手、近畿大の久保玲司投手、京都大の水口創太投手など、プロ注目投手が目白押しで、これらのドラフト候補投手と競走しながら、成長をしている。

昨年4月以来の甲子園登板で、序盤から快調に飛ばした。3回まで打者9人で抑える完全投球。球場表示では自己最速に、あと2キロに迫る150キロを2度計測し、4回に失策絡みで許した1点のみにとどめた。力投で相手のバットも2本折り、ソフトバンクの稲嶺スカウトは「マウンド上で気持ちの強さを感じる」と評価した。
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