福岡六大学リーグでは、首位・九州共立大と2位・九州産業大の対決が行われたが、九産大の151キロ右腕・渡辺翔太投手の踏ん張りで勝利し、九産大が逆王手をかけた。
148キロ
渡辺翔太投手はこの日、最速148キロのストレートでインコースを厳しく攻めると、4回まで5つの三振を奪う力投を見せた。5回からは打たせてとる投球に変え、丁寧に打ち取ってゆき、6回まで無失点の好投を見せた。
7回に一発を浴びると、8回には連打で2失点と疲れが見えて降板したが、7回2/3を6安打3失点に抑える投球で5−3で九共大に勝利した。これで、九共大が勝ち点4の8勝2敗、九産大が勝ち点3の8勝3敗となり、今日15日の試合で九産大が勝てば勝ち点と勝率で並ぶため、直接対決の結果で九産大が優勝となる。
渡辺投手はこれでリーグ通算17勝0敗と無敗記録を伸ばし、リーグ戦では無双の活躍を見せる。しかし、全国の舞台では昨年の大学野球選手権では初戦の和歌山大戦で、3番手で登板し6回1/3を4安打8奪三振も、タイブレークで敗れて敗戦投手になった。
また、秋の明治神宮大会でも国学院大を相手に7回5安打7奪三振1失点と好投するも、完封負けで敗戦投手になり、それぞれ好投しているものの全国大会で黒星2つがついている。
今年は、全国での白星を目標に、今日の決戦に連投も志願する。
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