大商大・高太一投手、制球重視ピッチングも巨人・広島スカウトが高評価

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大阪商業大は3年生の151キロ左腕・高太一投手が先発し、日本文理大を6回1安打無失点に抑える好投を見せた。

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変化球織り交ぜ

高太一投手は最速151キロの速球を投げる投手として、すでに複数のスカウトから来年のドラフト注目投手に名前が挙がるなど注目されている。

しかしこの日は、ネット裏のスピードガンでは140キロ後半を記録したものもあったというが、だいたい140キロ前後しか記録せず、大きなカーブなど緩急をつける投球だった。富山監督より「7割くらいの力で丁寧に」という指示を受け、「スピードより制球重視」の投球をしたという。

6回を投げて1安打3奪三振無失点、この投球に視察したスカウトは次のように話した。

巨人・水野スカウト部長:「球にスピードガン以上の力がある。今の時点では来年のドラフト上位候補」

広島・鞘師スカウト:「凄く楽しみな存在」

関西のスカウトより、来年のドラフト1位候補という声が聞かれており、今大会で152キロを記録した上田大河投手と共に、「ダブル1位の可能性もある」と話す。

今大会はこの日のようなピッチングで結果を残していくのか、リミッターを解除して力を込めた球を見せるタイミングがあるのか、今後も注目したい。

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 2球場で2回戦7試合があり、8強が出そろった。大商大は高(たか)太一投手(3年)が6回零封し、打線も効果的に得点を重ねて日本文理大に快勝し、3年ぶりの8強入り。佛教大は東海大札幌に零封勝ちし、9日の準々決勝では19年決勝で敗れた明大と激突。近大は亜大に惜敗した。

最速140キロに満たなかったことには理由がある。富山陽一監督からの「7割ぐらいの力で、丁寧に」の指示を忠実に守り、悪癖の抜け球もほとんど見られなかった。6日の富士大との1回戦では同期の上田大河が自己最速152キロを計測するなど5回1/3を無失点。宿舎では同部屋で、東京ドームのマウンドの感触を聞き、「スピードより制球重視」の心得も授かり、準備は万全だった。

広島・鞘師智也スカウトが「凄く楽しみな存在」と評価するように、関西のプロスカウトの間では早くも来秋ドラフトで「上田とダブル1位の可能性もある」とささやかれる注目株だ。

【大学選手権】大商大・高太一が6回無失点の好投 巨人スカウトが「高」評価 - スポーツ報知
 2回戦7試合が行われ、8強が出そろった。大商大(関西六大学)は、大学での全国デビュー戦となった来秋ドラフト候補左腕・高太一(3年)が6回1安打無失点の好投。日本文理大(九州地区大学)に快勝し、3年ぶ

視察した巨人・水野スカウト部長は「球にスピードガン以上の力がある。今の時点では来年のドラフト上位候補」と高評価。大商大には高のほか、ともに1回戦の富士大戦で好投したプロ注目左腕・伊原陵人(4年)=智弁学園=、最速152キロ右腕・上田大河(3年)=大商大高=がおり、水野部長は「今大会の優勝候補になるのでは」とした。

大商大・高6回0封 大学全国デビュー戦で快投!3年ぶり8強導いた/デイリースポーツ online
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大商大(関西6大学)は最速151キロで左腕先発の高太一投手(3年=広陵)が好投して19年以来、3年ぶりの8強に進出した。ネット裏のスピードガンでは140キロ台… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
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