大学生のプロ志望届提出者の公示が9月1日から始まり、ドラフト1位候補の日体大・矢澤宏太投手の名前が掲載された。
「1」にこだわり
9月1日から大学生のプロ志望届提出者が公示された。日体大の矢澤宏太投手が9月1日の初日に公示されたことについて日体大の古城監督が、「ドラフト1位祈願もありますし、背番号は1。1にはこだわりたいです」と話した。
前日に矢澤投手からのプロ志望を受け、連盟の志望届に名前を記す際に「自分の人生を決めるエントリーの紙。いいご縁があるといいね」と矢澤投手に話しかけると、矢澤投手も「はい」と答えたという。
「二刀流だからではなく、投手としても打者としても、それぞれドラフト1位に値する選手になりたい」と話す矢澤投手、秋のリーグ戦に向けて「それがうっすら見えている感じはあるのですが、もっともっとやっていかなければ。そのためにはリーグ戦での活躍、チームが勝つことが大事。最後にいいアピールができれば」と話し、秋のリーグ戦に目を向けた。


「1日」の提出には、ドラフトに懸ける強い思いが込められていた。「ドラフト1位祈願もありますし、背番号は1。『1』にはこだわりたいです」と古城隆利監督(53)は話した。前日、志望届に記す際、古城監督が「自分の人生を決めるエントリーの紙。いいご縁があるといいね」と声をかけると、矢沢は「はい」とうなずいていたという。

夢の実現へー。矢沢が1歩踏み出した。高校時代、プロ志望届を提出するも、指名漏れし、悔しさを味わった。「大学で活躍して1位で指名されるために、この4年間をかけてきた」。目標を掲げ、練習に打ち込んだ。最速152キロ、長打力に俊足と、トップクラスのセンスで上位指名候補として注目される選手に成長した。


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