今年のドラフト会議で上位指名が予想される日本体育大の矢澤宏太投手が、この日は投手に専念して7回2失点の好投で今季初勝利を挙げた。この試合には東京ヤクルト・千葉ロッテ・中日など4球団のスカウトが視察をしている。
148キロ
矢澤宏太選手は今季、背中の張りなどの影響があり9月5日いらい登板をしていなかったが、この日は二刀流ではなく投手に専念して先発すると、武蔵大を7回4安打6奪三振2失点に抑える好投をみせ、今季初勝利を挙げた。最速は148キロを記録した。
3回に味方のエラーが続いて2失点したものの、その後は「チェンジアップやツーシームを中心にゾーンに集めることを意識した」と打たせて取る投球で無失点に抑えた。体については「問題ない。攻撃につながる打たせて取る投球を意識した」と話した。
この日は東京ヤクルト、中日、千葉ロッテなど4球団のスカウトが視察し、中日の小山スカウトは「以前のように力、力と力んで打ち取る投球ではなくなった」と評価した。
プロ入りについては、「入ったときからドラフトに向けてやってきた。気持ちの変化はない」と話し、ドラフト会議を意識しながら残りわずかとなった大学の試合でアピールを続ける。

この日はNPB4球団のスカウトが視察。4試合振りの先発のマウンドだったが「試合に出たら勝つ。まずは勝ててよかった」と安どの表情を見せた。失策での失点も「エラーにはなったけど、(2点目の)ショートゴロもツーシームでゲッツーを取れた。やろうとしたことができてよかった」と納得のいく投球だったと振り返った。

この日はNPB4球団が視察。この日は球場のスピードガンで最速148キロ、6奪三振の結果だった。矢沢は「自分の場合、圧倒して三振を取るスタイルしか前までは出来なかった。今日に関しては打たせて取るイメージでした」と振り返った。中日の小山良男スカウトは「以前のように『力、力』と力んで打ち取る投球ではなくなった」と評価した。

コメント