東洋大の最速155キロ左腕・細野晴希投手は、同じ世代の佐々木朗希投手をライバルとし、再来年に同じ舞台に上がるための決意を示した。
佐々木・奥川世代
細野晴希投手は、2019年の春に行われたU18代表候補合宿に、佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、西純矢投手、宮城大弥投手などと選ばれていたが、合宿の参加は辞退していた。ほかのメンバーがプロですでに輝きを放つ活躍をしており、「世代自体がライバル。すごいなと思ってみています。プロに入っておいていかれないようにしたい。負けていられない」とライバルとして強く意識する。
そして、細野投手自身も東都大学リーグでは、2年春の1部リーグで防御率1.56で3位になり、2部では今年春に3勝0敗、秋は3勝2敗と、チームのエースとして1戦目、3戦目に先発している。最速は155キロを記録し、すでに来年のドラフト1位指名が濃厚と評価され、佐々木朗希投手や宮城投手クラスとの声も十分聞かれる。
しかし、「自分の状態は2年生のときと比べてレベルアップしたけど、結局2部のままなので悔しい」と、今年での1部昇格を決めることができずに悔しさをにじませ、「自分が投げる試合も、チームとしても全勝したい。勝てるピッチャーを目指す」と話す。
先日行われた大学代表候補合宿に参加し、本人は納得していなかったものの、それでも他の投手を十分圧倒するような投球を見せた。そして、「上武大の進藤に投球のこととかを教えてもらった」と同世代の選手と交流し、更に野球技術を磨く。
この日、今年最後の練習を行った。来年はいよいよドラフトイヤーとなるが、プロ入りをすることをはもちろんとし、「順位にこだわりはない。プロに入ってからが大事だと思っている」と話した。
来年は細野の年となるように、まずは春に1部復帰をし、秋の東都1部リーグで無双の投球を見せたい。








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