立命館大が阪神の2軍と対戦し、注目の強打者・桃谷惟吹選手と、151キロ右腕の谷脇弘起投手に阪神、巨人、広島、東京ヤクルト、中日、埼玉西武、千葉ロッテ、北海道日本ハムの8球団が視察し、阪神スカウトがそれぞれ評価した。
アピールは明暗
昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿に招集されていた桃谷惟吹選手と谷脇弘起投手、この日は桃谷選手が5番センターで出場すると、初回1アウト1,2塁の場面で阪神のルーキー・門別投手から、左中間への2点タイムリー2ベースヒットを打った。
「胸を借りるつもりでいったんですけど、僕もプロ野球を目指しているので負けたくなかった。しっかり打てるように積極的にいこうと思っていました」と話した。
この日は阪神、巨人、広島、東京ヤクルト、中日、埼玉西武、千葉ロッテ、北海道日本ハムの8球団のスカウトが視察をしたが、阪神の熊野スカウトは「アベレージ的にも右へも左へもヒットを打つタイプ。体のキレも良さそうだし、順調にいっているのかな」と評価した。
履正社時代にチームメイトだった井上選手が阪神で芽吹こうとしているが、「結構1軍の試合にも出ていて、すごく刺激になってます。自分も行きたいなという気持ちがすごく出て、頑張らないといけないなとなりますね」と話す。「もっといいアピールができるように、頑張りたい」とプロ入りに向けて積極的にアピールを続ける。
一方、151キロ右腕の谷脇投手はこの日、先発をしたものの4回を投げて7安打5失点とアピールとはならなかった。球速は140キロ台前半で「全然ダメでした。真っすぐは少し甘く入ると打たれて」と悔しがった。
熊野スカウトも「変化球の指のかかりが悪かった」と評価したが、「良くなっていけば上位候補で考えています」と話し、谷脇投手も「ドラフト1位」を目指すと話した。




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