慶応大と仙台大がオープン戦を行い、仙台大・辻本倫太郎選手が1安打を記録した。この日は2球団のスカウトが視察をしている。
川和田投手も好投
昨年12月に侍ジャパン大学代表候補合宿に参加し、初日のキャプテンに指名された仙台大の辻本倫太郎選手はこの日、9回1アウト2,3塁の場面で犠牲フライを打ったものの、1点及ばず3-4で敗れ、「フェンス際までいった打球は柵越えしたかったし、犠牲フライも長打にして、同点にしたかった」と反省した。
50m6.1秒の俊足巧打の遊撃手で、進路をプロ一本としており、この日も2球団が視察する中でアピールを続けた。
また、仙台大は先発した川和田悠太投手が4回4安打2奪三振無四球で無失点の好投を見せた。昨年までサイドスローだったが、今年は少し腕を高くした。最速146キロのストレートにスライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブなどの変化球を交える。
この日の投球について「打者の打球を考えて投げた。たとえば、カウントをとるときはゆっくりめに、勝負の時は、腕を振ってスライダーを投げたりして、視野が広がったと思う」と話す。一昨年の侍ジャパン大学代表候補合宿に参加した時は代表の打者に痛打を浴びていたが、力強く成長をしているようだ。
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