亜細亜大が八戸学院大とオープン戦を行い、プロ注目の小山翔暉捕手が三塁打を打つなど活躍を見せた。八戸学院大の152キロ右腕・高橋凱投手は5回5失点を反省した。
捕手として
小山翔暉捕手はこの日、8番で出場すると2回に四球で出塁したあとに盗塁を決める。6回には右中間に3ベースヒットを打つなど攻撃でアピールをした。「打撃の調子は上がってきた。盗塁も50m6秒前後なので、走る方でもやらないといけない。」と話した。
一方で「でも、それより、目標は防御率1点なので、そっちをまず。」と話し、「失点を少なくすること」と自分に言い聞かせるように話す。昨秋から捕手としてマスクをかぶるが、チームが優勝できておらず、強力投手陣のリードをして、守備を第一にリーグ制覇を目指す。
小山選手は東海大菅生時代に通算30本塁打、二塁送球が1.7秒台を記録してプロから注目されている。今年大学4年となりプロ志望を口にしており、守備面で評価を高めて打撃、足、肩のある捕手としてドラフト会議での指名を目指す。
5失点
一方、対戦した八戸学院大は、152キロの速球を投げる高橋凱投手が先発したものの、5回を投げて5安打4四球で5失点した。「課題がコントロールとリズムよく投げることだったのに、ピンチを作って、エラーが出た後カバーもできなかった」と反省を口にした。
最速は146キロだったが、粘りの亜細亜大の打者から得意のスライダーで三振を奪えなかった。昨年も対戦をしており、2イニングをランナーを出さずに終えていた。「昨年ここでのオープン戦では、2イニング走者を出さなかったのでわからなかったけど、今日出したらこういう形になってしまった」と話した。
今年は大学生投手に非常に注目されている選手が多いが、高橋投手がそこの中に入ってこれるかどうか、これからの投球が注目される。


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