東都リーグ2部では東洋大の細野晴希投手が、拓殖大を相手に6回3安打無失点の投球を見せ、視察した8球団16人のスカウトからも高く評価する声が聞かれた。
「上位クラス」
この日の最速は151キロを記録し、キレの良いストレートとカットボールやスライダーなども駆使し、拓殖大打線を抑えていく。6回を投げて3安打、7つの三振を奪い無失点に抑え、点差もあった事からここで降板した。
4四死球を与えたことに「体の状態的には前回よりも良かったんですけど、いらないフォアボールが多くて、そこは反省かなと思った」と反省したが、「ストレートもバッターが差し込まれていたので、よかったと思う。一戦必勝で先を見るより、一つ一つのアウトを積み重ねれば、優勝に近づくと思って投げた」と勝利に徹した。
最速155キロを記録し、牽制などを含めてもドラフト1位指名が確実視される左腕投手に、この日は8球団16人のスカウトが視察した。
埼玉西武・潮崎編成ディレクター:「能力的には上位クラス。スライダーも切れ味が鋭い」
北海道日本ハム・坂本スカウト:「この春のリーグ戦の中で一番、細野君の良さが出た試合。腕を振って彼本来のスピードボールも見られたし、強弱をつけて丁寧に行くところが丁寧に行けた」
東北楽天・後関スカウト部長:「球も速いし、ボールの質がいい」
横浜DeNA・河原スカウティングディレクター:「足のステップも打者に向かって直線的にでてくるようになって良くなっている」
細野投手に関しては、各球団の評価付けはすでに終わっているか最終段階とみられ、各球団の首脳クラスが視察し、各々評価付けが行われた。ドラフト会議では1位指名で何球団が競合するかが注目される。

楽天後関スカウト部長は「球も速いし、ボールの質がいい」と評価。DeNA河原スカウティングディレクターも「足のステップも打者に向かって直線的にでてくるようになって良くなっている」と高評価だった。

ネット裏の西武・潮崎哲也編成ディレクターは「能力的には上位クラス。スライダーも切れ味が鋭い」と評価し、日本ハムの坂本晃一スカウトは「この春のリーグ戦の中で一番、細野君の良さが出た試合。腕を振って彼本来のスピードボールも見られたし、強弱をつけて丁寧に行くところが丁寧に行けた」と語った。
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