太成学院大の二刀流・田中大聖選手はノーヒットも、楽天スカウト「肩が強い」

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大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦では、前日に投手として151キロを記録した太成学院大の田中大聖選手が、この日は野手としてプレーした。

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2番ライト

二刀流として注目される田中大聖選手、この日は近畿学生リーグ選抜の2番ライトで出場をすると、一塁ゴロ、サードファウルフライ、見逃し三振とヒットを打つことはできなかった。「投手をずっとやっていたので、久々の打席は振れておらず、調整不足だった。」と話した。

178cm95kgの強靭な体があり、遠投120mの強肩は投手としても最速は153キロを記録する。また50mを5.7秒で走る足もあり、その高い身体能力にプロのスカウトが注目し続ける。この日は東北楽天の足立スカウトが視察し、「力があって、シートノックでも肩が強いのはわかりました」と評価した。

田中投手も昨年のこの大会で、2022年のドラフト7位で広島に指名された大阪観光大の久保修とともに戦い、「上を目指したら」とアドバイスを受け、プロを目指すようになった。投手としても打者としても荒削りだが、現在、大学通算6本塁打を、ドラフト会議までにできれば2桁に載せたい。

この日不調だった打撃については「来週からまた実戦が増えるので、もう1回自分の感覚を戻したい」と話し、「最後なんで結果を出したい。学生最後の野球で、仕事で野球できるかもわからないので。野球ができるなら、そこにこだわっていきたい」と、卒業後も野球をしていく強い決意を示した。

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楽天の足立祐一スカウトは「力があって、シートノックでも肩が強いのはわかりました」と語る。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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