190cmから148キロを記録、前橋商2年・清水大暉投手に注目

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春の群馬大会でリリーフで登板し、148キロを記録した前橋商2年・清水大暉投手に注目したい。

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圧倒的投球

清水大暉投手は春の県大会で、リリーフで登板すると打者一人に対して148キロ、148キロ、147キロのストレート3球を投げて三振を奪う圧倒的な投球を見せて注目された。他にも鋭く沈むスプリットを投げ、三振を量産するストッパーだという。

190cm85kgの体があり、入学時から注目された。しかし、入学直後の4月中旬に左膝の半月板を損傷して手術を受け、その後はケガの回復とリハビリに時間を費やしていた。

故障防止のために「自分は股関節が硬い。体形も似ている佐々木選手の柔軟を参考にした」と、佐々木朗希投手が毎日の入浴後に行っているストレッチを始めて、さらにリハビリ中にチューブトレーニングで中の筋肉を強化すると、入学時に127キロだった球速が1年12月に139キロを記録した。そしてこの春に幻のような148キロの投球を見せた。

昨年はケガのために出場できなかった夏の大会、住吉監督は「清水がいることで他の投手陣が楽に投げられる」とリリーフで待機させる方針で、「3年生のために頑張る。エースの坂部さんと2枚看板の活躍をしたい」と話した。145キロを記録する坂部羽汰投手との2枚看板が注目される。

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