ドラフト1位指名5人以上の可能性、史上空前の東都リーグドラフトに

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今年のドラフトは東都リーグの投手中心となるのは間違いなく、5人以上がドラフト1位で指名される見通しだ。日刊スポーツでは「東都6人衆」、スポーツニッポンでは「東都ドラ1セブン」と報じている。

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ドラフト1位は5人以上か

この日は東都リーグ1部の試合が行われ、中央大の155キロ右腕・西舘勇陽投手が完封、東洋大の155キロ左腕・細野晴希投手が8回無失点、国学院大の153キロ左腕・武内夏暉投手が2番手で6回1/3を投げて無失点に押さえて勝利した。

一方、青山学院大の下村海翔投手が5回1/3で3失点で負け投手、リリーフで登板した常広羽也斗投手が3回2/3を無失点に抑えたものの、春の全国覇者が国学院大に勝点を奪われた。亜細亜大の草加勝投手も7回2失点と好投したが、西館投手の圧倒的な投球の前に敗れた。

敗れたチームも絶賛する。日大の片岡監督は細野投手を「細野くんもコントロールがまとまっていたので、しっかり振っていくことをやったんですけど、細野くんが上回った、素晴らしいピッチャーだと思う」と絶賛すると、青学大の安藤監督も国学院大の武内投手を「武内君が本当によかった。素晴らしい投手」と絶賛した。武内投手は「全員スゴイ。でも、その中の1番になれるように秋のリーグ戦の結果で示したい」と話した。

春に3勝0敗、大学野球選手権でも優勝に貢献し、侍ジャパン大学代表でアメリカを抑えた下村投手でさえも、東都リーグではつかまる。国学院大に勝点を落とし、安藤監督は「これが戦国東都。勝つことの難しさを感じた」と話した。

この日は、東北楽天の愛敬アマスカウトグループマネジャーが全3試合を視察した。東都1部の投手陣について「全体的に見てみんな制球力があるので、ゲームメーク出来る選手が多い。なおかつ、みんな強いボールが投げられる。順調にけがなく成長している印象」と評価している。

史上空前の東都リーグドラフト

東都リーグでは、西舘勇陽投手、細野晴希投手、武内夏暉投手、下村海翔投手、常広羽也斗投手はドラフト1位指名はかなり高い可能性になっており、草加勝投手、そして2部の専修大・西舘昂汰投手も評価が高く、ドラフト3位までには指名される可能性がある。日刊スポーツでは1部で投げる草加投手までを「東都6人衆」、スポーツニッポンでは専修大・西館投手を入れて「東都ドラ1セブン」としている。

2002年の東京六大学リーグで、早稲田大の和田毅投手、立教大の多田野投手、慶応大の長田投手、法政大の土居投手、東大の松家投手が注目され、和田投手はダイエー、土居投手が横浜、長田投手は西武の自由獲得枠で指名された事があり、また2010年には早稲田大の斎藤佑樹投手、大石達也投手、福井優也投手が1位指名された事がある。

古くは1968年のドラフト会議で東京六位大学から、法政大の田淵幸一選手が阪神、山本浩二選手が広島、富田勝選手は南海、明治大の星野仙一投手が中日に1位指名された年もある。

東都リーグでは1996年に青山学院大の井口資仁選手がダイエー、沢崎投手が広島、清水将海捕手がロッテ、亜細亜大の入来投手が巨人、東洋大の今岡選手は阪神を逆指名し、事実上5人がドラフト1位だった事があるが、今年は各大学からそれぞれが1位指名されそうな雰囲気で、史上空前の東都リーグドラフトとなりそうだ。

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