立命館大監督に元トヨタ自動車監督の片山正之氏

立命館大は、1月1日から立命館大OBでトヨタ自動車の監督を務めた片山正之氏が監督に就任することを発表した。

2019年以来の優勝を目指す

立命館大は後藤昇監督が2015年から指揮を取り、17季で5度のリーグ優勝をし、東克樹投手などをプロへ送り出しているが、近年は新型コロナ禍もあり、2019年春から優勝ができていなかった。立命館大の野球部は今年が創部100周年の節目の年だったが、春・秋共に優勝することができなかった。

そして1月1日からは、トヨタ自動車で監督を務めていた片山正之氏が監督に就任することが発表された。片山氏は1977年春、1978年春のリーグ優勝に捕手として貢献し、トヨタ自動車では主将となると、引退後も監督を務めた。

片山氏は「多くの選手たちが活躍してきた立命館大学体育会硬式野球部の歴史と伝統を次の100年につながるため、選手1人1人とともに歩み、一丸となって成長と勝利をつかみとれるチームづくりを行う所存です」と決意を述べた。

立命館大は今年は谷脇弘起投手、藤本竜輝投手の2枚看板に、桃谷惟吹選手といった力のある選手がおり、谷脇投手と桃谷選手はプロ志望届を提出したものの指名されなかった。昨年も秋山凌祐投手（三菱自動車岡崎）、3年前には有村大誠投手などプロ注目の投手が出ており、来年は152キロ右腕の長屋竣大投手が注目される。