長野から専修大へ、松商学園・斎藤新太投手と松本国際・渡辺維介選手が大学で成長目指す

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長野県で注目された145キロ左腕の松商学園・斎藤新太投手と、高校通算21本塁打で144キロを投げる松本国際の渡辺維介選手が、共に専修大で成長を誓った。

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長野から専修大

松商学園の斎藤新太投手は176cm72kgの左腕投手。1年秋から登板をする期待の投手だったが、2年夏に左足のスネを骨折する大怪我をし、3年夏は背番号13をつけて長野大会に出場した。

それでも4試合に先発すると、決勝の上田西戦では145キロを記録し、8回1アウトまで投げた。試合はその後に逆転負けし甲子園出場にあと一歩だったが、オリックスドラフト1位の横山聖哉選手も1安打に抑えてその力を見せた。

進路は専修大、「大学で4年間しっかりやったほうがいい」と判断し、2年冬に練習に参加した専修大に進学を決めた。「スピードをもっと上げたい。目標は150キロ。変化球もキレも球種も足りない。」と話し、「まずは体作り」と体を作り上げていく。

松本国際の渡辺維介選手は184cm82kgの大型選手で、高校2年秋からレギュラーで出場すると高校通算21本を放った。また投手としても144キロを記録する強肩に、50m6.2秒の足がある。

その渡辺選手だが夏は悔しさを味わった。主将としてチームを引っ張り、4番センターで出場した夏の長野大会、第2シードだったがまさかの初戦敗退を喫した。

プロも注目していた選手だが、「育成で指名されるより、大学に行った方がいい」と決断し、専修大への進学を決めると、木製バットでの振り込みを行い「だいぶ慣れた」と自信を見せる。「逆方向に強く打てるようになりたい。いろんな打者の動画を見ている」と話し、打撃を研究している。

また、高校2年夏までは内野手としてプレーをしていたことから、野球部の引退後はショートに挑戦をしている。また投手にも興味を持っており、「チーム事情による」とどこでもプレーをする準備をしているという。

長野県出身というと、やはり最近では松本第一出身で中央大からDeNAに入った牧秀悟選手が活躍をしている。牧選手も大学1年時はショートで出場し、自らのエラーによるサヨナラ負けなど悔しさを経験して、4年時には侍ジャパン大学代表の4番を打つ二塁手となった。斎藤投手、渡辺選手も今の目標を達成することができれば、4年後には注目されていると思う。頑張れ!

専修大が2024年の推薦合格選手発表、浜松開誠館・広崎漣選手、専大松戸・平野大地など24人
専修大は2024年に野球部に入部する推薦合格選手など24人を発表した。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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