明治大・菊地竜雅投手は182cm95kgから最速156キロ、リーグ戦初勝利期待

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常総学院出身で明治大の菊地竜雅投手が、最速156キロを記録していることがわかった。

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リーグ戦登板0

菊地竜雅投手は常総学院時代に、東洋大に進んだ一條力真投手と共に150キロの速球を投げて注目された。「高校2年夏にプロ志望届を出す決断をした」ものの、2年秋にの関東大会初戦で菊地投手が温存される中で9回に3点を奪われてまさかの逆転負けをして甲子園出場を逃した。夏の甲子園を目指したものの新型コロナの感染拡大で春季大会から中止となり、アピールする場を失ったため、明治大に進学することを決めた。

明治大で更に成長してドラフト1位指名を目指していたが、「高校を引退した後、肩に違和感が出ました。そこからは治りかけて、また投げて、また再発して。それを2、3回繰り返した」と肩の故障により、3年間でリーグ戦登板はまだ0となっている。

それでも「今は痛みなく投げられています」と話す。完治させたのは2年の秋、3年時はそこから急ピッチで巻き返しをしようとしたが、急に行ったこともあり制球が乱れ、オープン戦で結果を残せずにリーグ戦でも登板ができなかった。

今年は大学4年となる。投げられなかった日々に体作りを行い、182cm95kgの身体から最速156キロを記録しているという。制球についても「体のブレをなくした」事で改善され、今年はオープン戦で結果を残し、リーグ戦初登板、そして初勝利を目指す。

明治大は昨年まで投手陣を引っ張ってきた村田賢一投手がソフトバンク、石原勇輝投手が東京ヤクルト、蒔田稔投手がJFE東日本に進んでいるが、今年はドラフト1位候補と注目される遊撃手の宗山塁選手が注目されることになりそうで、投手陣も浅利太門投手などが注目される。菊地投手も今年、まずはアピールできる機会をしっかりと手にして行きたい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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