関西六大学リーグ、ドラフト上位候補の大商大・渡部聖弥選手は2試合で7打数1安打に反省も、8球団12人のスカウトのうち阪神のスカウトが評価した。
「結果を求めすぎてしまって」
プロ注目の外野手・渡部聖弥選手は、前日の大阪学院大との1回戦では5打数1安打だったが、この日の2回戦では2つの四死球で2度出塁したものの、2打数ノーヒットに終わった。
渡部選手はチームが勝利したことに安堵したものの、自らの打撃については「結果を求めすぎてしまって、打ち気にはやってしまって、打ち気になってボール球に手を出したりボールを引きつけきれなくて、体の重心が前に行ってしまっている」と話し、富山監督も「あかんしょ。働けって。なんかこすってるでしょ。ボールとバットが当たる瞬間が弱い。修正すると思うけど、今から帰って真鍋とバッティングですよ」と話し、1年生でこの日ノーヒットだった真鍋選手と打撃練習をさせると話した。
この日は8球団12人のスカウトが視察し、熊野スカウトと2人態勢で視察した阪神の岡本スカウトは「走攻守3拍子そろっていて、逆方向に長打が打てる。期待している選手」と評価した。
「自分個人、クリーンアップを見ても、まだ本調子ではない。クリーンアップを中心に打っていかないと勝てないと思うので、この1週間で修正していきたいと思います」と、次節までの復調を誓った。
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