大経大の150キロ右腕・林翔大投手が11回を完封、阪神など6球団視察

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5月19日に行われた関西六大学リーグの大阪経済大vs大阪商業大の試合では、大阪経済大の林翔大投手が優勝した大商大を延長11回まで無失点に抑えて完封した。

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阪神など6球団視察

150キロを記録し、試合をしっかりと作る投球をする林翔大投手には、登板する試合に多くのスカウトが視察に訪れている。この日は大商大の渡部聖弥選手との対戦もあることから、阪神など6球団のスカウトが訪れた。

林投手は阪神の村上投手のように「コントロールのいいピッチングをしたい」と話す。150キロを記録するもの、ストレートと変化球を低めに集める投球が持ち味で、この日も3回までは散発の3安打に抑える立ち上がりを見せた。

3回には先頭打者に四球を出し、渡部聖弥選手にレフト前ヒットでノーアウト1,2塁となったが、ここでセカンドへの併殺と捕手へのゴロで無失点に抑え、林投手の投球が見られた。その後も三振数は少なく、打たせて取る投球が続き、9回まで4安打3奪三振無失点に抑えた。

タイブレークに入った延長10回も投げ続けると、10回は先頭打者をショートゴロの併殺に打ち取り無失点、11回もサードゴロ、ショートフライ、ファーストライナーで三振を奪うこと無く無失点に抑え、その裏に味方がサヨナラの得点を挙げた。延長11回145球を投げて1-0で完封、大商大に黒星を着けた。「この冬、商大に勝つために練習してきた。チームに勝ちがついてよかった」と話した。

150キロ台の剛速球だったり、鋭い変化球で三振を奪うようなタイプではない林投手には、スカウトも何度も足を運び、制球力や試合を支配する力などがプロでどの程度通用するのかといった評価をすることになる。その評価が注目される。

一方、大商大の渡部選手は4打数1安打と、まだ本来の調子はでていない。大学野球選手権の出場を決めており、リーグ戦が終わってから大会までにどれだけ戻してこれるかが注目される。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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