大学野球選手権では、九州産業大のプロ注目遊撃手・浦田俊輔選手が3安打を記録し、50m5秒8の足も見せた。
大学ナンバー2遊撃手
浦田俊輔選手は昨年12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿に参加し、明治大の宗山塁選手とともにショートでプレーをして評価された。守備の動きでは宗山選手に次ぐくらいの上手さをみせていた。
この日は1番ショートで出場すると、初回に9球粘ってセンター前ヒットを打つと、3回には6球粘ってセンター前、5回も6球粘ってセンター前にヒットを打ち3安打を記録した。また、5回には二盗を決めると、1アウトで3塁に進み、浅いライトフライでタッチアップした。アウトになったものの足の速さをアピールした。
「三振しないことを意識している。簡単にアウトにならない打席を展開できたので良かった」とこの日は1番打者として相手投手を攻略する働きをした。そして「本塁打も打てて1番打者としていい仕事をするので、そこを目指してやっていきたい」と話し、憧れとする阪神・近本選手に近づくために長打でもアピールをすると話した。
宗山選手が故障のために侍ジャパン大学代表を辞退し、侍ジャパンのショートは浦田選手が一番手になると見られる。ドラフト会議に向けても足という武器がある浦田選手にプロの注目が注がれる。
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