愛知大学リーグ選抜が中日2軍とプロアマ交流試合を行い、ドラフト1位候補として注目される中村優斗投手が1回を無失点に抑えた。
154キロ
愛知大学リーグ選抜は、侍ジャパン大学代表でも活躍した中京大3年の高木快大投手が先発し、先頭から2者連続三振を奪うなど1回を3人で抑えた。しかし、2回に登板した愛工大4年の146キロ左腕・樋口新投手がつかまり3安打で2失点をしてしまう。
それでも3回に登板した名城大の153キロ右腕・岩井天斗投手が1安打で無失点に抑えると、4回は中部大3年の左腕・原田暉大投手が3人で抑え、6回は東海学園大の146キロ右腕・高橋一壮投手が1安打1奪三振無失点に抑えた。
そして6回、愛工大の159キロ右腕・中村優斗投手が登板すると、最速154キロのストレートを投げ、川上理偉選手からスライダーで空振り三振を奪った。ベテランの板山祐太郎選手にはセカンド内野安打を許したものの、続くモニエル選手を空振り三振、最後は三好大倫選手をセカンドゴロに打ち取り無失点に抑えた。「ここ最近では一番自分の納得いくボールを投げられました」と話した。
その後も来年のドラフト候補左腕の愛知学院大・河野優作投手、中部大3年の肥田雄策投手が1回を無失点に抑え、中日2軍を8投手で2失点に抑えた。
攻撃では4番DHで出場した中部大の清水智裕選手は2打数ノーヒットも、5回の先頭で四球を選び、この試合、愛知大学選抜で唯一の安打となった名城大4年・朝岡慶選手のライト前ヒットでチャンスを拡大すると、中日のエラーで1得点を挙げた。
各大学の今年のドラフト候補投手、そして来年のドラフト候補投手が好投を見せ、秋のリーグ戦は更に熾烈な戦いとなりそうだ。

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