国学院大のプロ注目碗・坂口翔颯投手が復帰登板で2回ノーヒット、千葉ロッテ「腕も振れて制球も良く」

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153キロ右腕としてドラフト上位候補として注目される坂口翔颯投手が、この秋公式戦に初登板し、2回を無失点に抑えた。千葉ロッテのスカウトディレクターが評価をしている。

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2回ノーヒット

坂口翔颯投手は右肘に違和感を感じ、5月22日の亜細亜大戦を最後に公式戦では登板をしていなかった。この日はその日以来となる神宮のマウンドに登板した。

中大との1回戦、2点を追う6回に登板した坂口投手は、スカウトのスピードガンで146キロを記録し、ストレートをコントロール良く投げて2回をノーヒットで無失点に抑えた。「久しぶりで、不安もまじった緊張もあったが、次からは不安もなくいけると思う」と話し、「春から今日までチームに迷惑をかけてきた。自分の一番いい時と比べるとまだ70%、でも今、投げられる球を駆使すれば抑えられる」と自信も示した。

坂口投手は最速153キロの速球を投げる本格派右腕投手で、大学1年の秋に5勝0敗という圧倒的なピッチングを見せてチームのエース格となった。しかし2年の秋は肘痛により登板ができなかった。

昨年は春に2勝2敗、秋も0勝2敗と勝ち星はなかなか取れなかったが、防御率はそれぞれ1.26と1.97で安定している。今春は防御率2.63で0勝4敗で結果を出せていなかったが、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿に参加しており、ドラフト候補右腕としては高い評価はそれほど変わっていなかった。

この日は千葉ロッテの榎スカウトディレクターが視察し、「腕も振れて最後は146キロで見逃し三振。制球の良さが一番で、変化球も投げられていた。球速も出ていて投げ始めとしては良かった」と評価した。

万全な状態であれば、今年の大学生のドラフト候補右腕の中でもトップランクに入ってくる投手だろう。ケガの状態やなかなか勝ち星を取れないところなどを見たとしても、プロの先発として大きく期待できる投手としてドラフト2位で指名される実力はあると思う。

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千葉ロッテ・榎スカウトディレクターのコメントあり

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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