打率.586・身長163cmのヒットメーカー、近大・勝田成内野手が7球団スカウト前で3安打記録し阪神スカウトが評価

2025年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース阪神ドラフトニュース

関西学生野球リーグでは、近畿大学の勝田成内野手(4年・関大北陽高校)がアピールを続けている。この日の立命館大学戦ではチームは敗れたものの、自身は3安打を記録。身長163センチと小柄ながら、今春は打率.586と驚異的な成績を残しており、この日も阪神など7球団のスカウトが視察するなど、プロスカウトからも熱い視線が注がれている。

スポンサーリンク

163cmのドラフト候補が3安打!打率.586と絶好調

近畿大学の勝田成選手は、身長163センチ、体重72キロと小柄な体格ながら、今秋ドラフト候補として注目を集めている。この日の立命館大学との試合では、初回に内角のストレートをライト前へ運び、三回には外角の球をレフト前へ、そして八回にはショートへのゴロをヘッドスライディングで内野安打とするなど、広角に打ち分けて3安打を記録した。今春リーグ戦では7試合に出場し29打数17安打、打率.586と驚異的な打率を残しており、もともと評価の高かった守備に加えてバッティングでもアピールをしている。

「パワーだけでなく回転で打つ」!プロ7球団スカウトも評価する技術と能力

小柄だが打球にも力強さを感じさせるのが特徴だ。勝田選手は「パワーだけでなく回転で打つように意識しています」と語るように、体全体を使ったスイングで鋭い打球を飛ばす。この日の試合には、阪神などプロ7球団のスカウトが視察に訪れ、

  • 阪神・岡本スカウト:「バットコントロールが優れていて守備も安定している。トータルで能力が高い」

と評価した。小柄ながらも優れたバットコントロール、安定した守備、そして野球選手としての総合的な能力の高さをプロも認めている。3年時には大学日本代表入りするなど、その実力は折り紙つきだ。

プロ最小兵なるか!「プロで活躍することが目標」強い決意で夢へ

勝田成選手は、今秋のドラフト会議でのプロ入りを目指し、プロ志望届を提出する意向を固めている。もし指名されれば、埼玉西武の滝澤夏央選手の164センチを下回り、プロ野球界の「最小兵」となる可能性がある。しかし、小柄であることは彼の野球への情熱と努力の妨げにはなっていない。「プロで活躍することが目標」と語るように、プロ入り後の活躍を目標に明確に見据えている。

小さな体で大きな夢を追いかける勝田選手。その高い技術と強い決意で、プロへの扉を開くことができるか注目が集まる。

勝田成選手 プロフィール

  • 氏名: 勝田 成(かつだ なる)
  • 所属: 近畿大学 4年
  • 出身: 大阪市
  • 生年月日: 2003年(平15年)6月21日(21歳)
  • 経歴: 都島タイガース(小学1年~)- 北稜中学校(大淀ボーイズ)- 関西大学北陽高等学校(1年夏からベンチ入り)- 近畿大学(1年秋からリーグ戦出場、3年時大学日本代表)
  • 投打: 右投左打
  • 身長・体重: 163cm・72kg
  • 50メートル走: 6秒2
  • ポジション: 内野手
  • 特徴: 今秋ドラフト候補の小柄なヒットメーカー。身長163cm。今春打率.586と絶好調。優れたバットコントロールと体全体を使った力強いスイングが魅力。大学日本代表経験。プロ志望。
2025年度-大学生内野手のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
近大・勝田が3安打 身長163センチ「パワーだけでなく回転で打つ」今秋ドラフト候補、阪神など7球団スカウト視察/デイリースポーツ online
「関西学生野球、立命大2-1近大」(7日、ほっともっとフィールド神戸) 2回戦2試合が行われた。近大は立命大に1-2で敗れて1勝1敗となったが、身長163センチと小柄ながら今秋ドラフト候補に挙がる勝田成内野手(4年・関大北陽)は3安打を記録...
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント