東海大・大塚瑠晏選手、2戦連続猛打賞!巨人スカウト「守備、走塁は戦力として通用する」と絶賛

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第74回全日本大学野球選手権大会では東海大学(首都)が城西国際大学(千葉県)に8-1で7回コールド勝ちの圧勝、2019年以来6年ぶりのベスト8進出を決めた。今秋ドラフト候補で主将の大塚瑠晏遊撃手(4年=東海大相模)が、初戦に続く2試合連続の猛打賞となる3安打1打点の活躍を見せ、視察した巨人スカウトから高い評価を受けた。

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攻守で躍動、2戦連続猛打賞&源田彷彿の美技

大塚瑠晏選手のバットが止まらない。初戦の青森大学戦で先制2ランを含む3安打を放つと、この日の城西国際大戦でも4回にライト前へタイムリーヒットを放つなど3安打1打点。「とにかく勝つことを目標にやってきた。みんな調子が良くて良いつながりができている。」とまずは主将としてチームの状態を話し、「ヒットは結構、出ているので良い感じに来ているかなと思います」と自らの調子についても話した。

また評価の高い守備では7回、1死の場面で三遊間の深い当たりに飛びつくと、流れるような動きから一塁へワンバウンド送球し、見事アウトにした。「自分はスピード感が売りなので、とにかく1歩目を大事にしている。西武源田選手、広島矢野選手の動画を見てイメージしている」というプレーで、大学ナンバーワンとも評されるショートでの美技を見せた。

巨人スカウト絶賛「守備、走塁は戦力として通用するレベル」

この日は盗塁も決め、走攻守三拍子そろった即戦力遊撃手として注目される大塚選手、この日もプロのスカウトが視察をしているが、視察した巨人の森中スカウトは高い評価を示している。

巨人・森中スカウト:「守備、走塁は戦力として通用するレベル。ムラのあった打撃も春から良くなってきた」

大学球界屈指の守備と評される一方、プロ入りへ向けて打撃力向上に努めてきた。「守備だけじゃ上の世界で通用しないことは分かっています。打撃が向上すれば、おのずと指名順位も上がってくるんじゃないかと思う」と、ソフトバンク・近藤健介選手の動画を参考に、重心を低く保ち、ボールのラインにバットを入れるフォーム改造に着手。「ボールのラインにバットを入れて長く捉えられるようにと研究している。いい感じです」と、その成果が全国の舞台で結果として表れている。

東海大相模高校3年時には主将だったものの、チームが春のセンバツで優勝しながらも自身は急性胃腸炎で準々決勝から欠場。そして夏は、チーム内で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、県大会準々決勝で出場辞退と不運を経験した。

「東海大でもここまで逃してきたので、最終学年で全国の舞台に出られたことは本当にうれしい」と語る大塚選手。準々決勝の相手は早稲田大学で、エースの伊藤樹投手とは昨年冬の侍ジャパン大学代表候補強化合宿で知り合い、仲が良くなったという。「いい投手だけど、それでも打たないと勝てない。いいイメージを持って臨みたい」と、強敵撃破へ闘志を燃やす。

大塚瑠晏選手 プロフィール

  • 氏名:大塚 瑠晏(おおつか るあん)
  • 生年月日:2003年10月26日
  • 出身地:栃木市
  • 経歴:あわのスポーツ(栃木南小1年) – 小山ボーイズ(栃木南中) – 東海大相模高校 – 東海大学(4年)
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:170cm・74kg
  • ポジション:内野手
  • 主な特徴や実績:大学球界トップクラスの守備力を誇るプロ注目遊撃手。2025年全日本大学野球選手権では2試合連続猛打賞を記録。巨人・森中スカウトから「守備、走塁は戦力として通用するレベル」と高評価を受ける。東海大相模高校3年春に主将としてセンバツ優勝。大学では2年春からベンチ入り。
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東海大が8―1で城西国際大に7回コールド勝ちした。12安打8得点と打線が力を発揮した。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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