187cm左腕・桃山学院大の貝塚谷城太投手は「プロか社会人か」、2部からオールスター選手で1回完全投球

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大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦では、3位決定戦で阪神大学野球選抜が関西学生野球選抜に2-4で敗れた。この試合で、阪神大学リーグの2部の桃山学院大学から選出された最速148キロ左腕・貝塚谷城太(かいづかや じょうた)投手(4年)が8回にリリーフ登板。1イニングを三者凡退に抑える好投を見せ、試合後に今後の進路についても話した。

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2部から唯一の選出、1回を三者凡退「気を抜くことなく、秋は完璧な投球を」

貝塚谷城太投手は187cmの長身左腕投手で、最速は148キロを記録しており、プロのスカウトも注目をしている。阪神大学リーグのオールスターに2部リーグから唯一選出されると、この試合には2-4と2点を追う8回にマウンドに上がった。

最速146キロを計測したストレートと110キロ台後半のチェンジアップを武器に、関西学生選抜の打者を三者凡退に打ち取った。187cmの長身から投げ下ろす角度のあるボールで、そのポテンシャルの高さを証明した。

試合後、貝塚谷投手は「いい緊張感の中で貴重な経験ができました。2部リーグと比べてレベルの高い相手とできた。2部に戻っても気を抜くことなく、秋は完璧な投球をしたいです」と、この経験を糧にさらなる成長を誓った。

進路は「プロに挑戦できるのであれば」

プロも注目する大型左腕投手は、卒業後の進路について聞かれると、「社会人野球に進む予定ではあるけど、プロに挑戦できるのであれば目指したい気持ちもある」と話し、プロ志望も視野に入れていると話した。

体重が71kgとまだ線が細く、また2部リーグということでプロの1軍の選手を相手にどんな投球ができるかといった部分はまだあまり見えてこない。しかし、長身左腕で148キロを記録する点は、体ができてきたらどうなるのか、ということを十分期待させる素材と言えそうだ。育成でのプロ入りという意思があるのなら育成ドラフトで指名されるかもしれないし、秋の投球次第では一気に評価を高めることができる可能性もある。

貝塚谷城太投手 プロフィール

  • 氏名:貝塚谷 城太(かいづかや じょうた)
  • 生年月日:2003年5月16日
  • 出身地:大阪府岸和田市
  • 経歴:大阪泉州ボーイズ(小3) – 大阪和泉ボーイズ(中学) – 明豊高校 – 桃山学院大学(4年)
  • 投打:左投左打
  • 身長・体重:187cm・71kg
  • ポジション:投手
  • 主な特徴や実績:最速148キロを誇るプロ注目の大型左腕。2025年関西オールスター5リーグ対抗戦の3位決定戦で8回にリリーフ登板し、1回を三者凡退に抑える。明豊高校(大分)3年夏に甲子園出場(ベンチ入り)。桃山学院大学では1年春からリーグ戦に出場。50メートル走6秒1。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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