関西六大学野球の秋季リーグ戦が30日に開幕し、プロ注目の京都産業大学の最速153キロ右腕・田村剛平投手が神戸学院大学を相手に圧巻の投球を披露した。自身の22歳の誕生日を、4安打14奪三振無四球の快投で飾り、チームを白星発進に導くとともに、プロ志望を明言して自らの将来を切り拓く。
下半身強化で好投、自己最多タイ14奪三振で無四球完封
素晴らしいバースデー登板となった。田村剛平投手は、「立ち上がりはよくなかった」と振り返りながらも回を追うごとに調子を上げると、上から叩きつけるような力強いストレートを軸に、5回を除く毎イニングで三振を奪い、自己最多タイとなる14個の三振を記録した。
4回に外野手の好返球で本塁でアウトにするなど、守備に助けられる場面もあったが、9回をわずか4安打、そして無四球と、相手打線を完璧に封じ込めた。「終盤になるにつれて、低めに強さが出てきた。下半身の力を指先に伝えることが大切」と話す。春以降に下半身を強化し、デッドリフトでは210キロを上げるまでになった。強い下半身で更に安定した投球ができるようになった。
「北山さんのようなストレートを」プロの世界へ
報徳学園高校時代はエースの座をつかめなかったが、京都産業大学で大きく才能を開花させた。3年春に結果を残したことでプロを意識し始め、この日の試合後、プロ志望届を提出することを明言した。
目標とするのは、OBである北海道日本ハムの北山亘基投手。「先輩でもある北山さんみたいなストレートを投げられるように頑張っています」と語る右腕が、大学ラストシーズンで最高のスタートを切った。
ドラフト会議では支配下ドラフトでの指名が予想されるが、北山投手がドラフト8位で指名されてプロで大活躍を見せているのを見ると、それよりも早い順位で指名される可能性のありそうだ。4位前後での指名があるのではないかと注目したい。
田村 剛平(たむら ごうへい) プロフィール
- 所属:京都産業大学(4年)
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 主な特徴や実績:2003年8月30日生まれ、22歳。報徳学園高出身。最速153キロを誇るプロ注目右腕。リーグ開幕戦で4安打14奪三振無四球の快投を見せ、大学通算5度目の完封勝利を挙げた。目標はOBの北山亘基投手(日本ハム)。



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