ドラフトの目玉・創価大の立石正広選手が代打復帰、メジャー球団の面談は辞退し国内専念決める

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今秋ドラフトの超目玉、創価大の立石正広内野手(4年)が20日、右足首の靭帯損傷から復帰し、今季初出場を果たした。大学No.1野手と評される逸材は国内プロ一本を明らかにしているが、メジャーリーグ球団からの面談希望を断っていた事がわかった。ドラフト1位競合が確実視される主将が、万全の状態で運命の日を待つ。

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代打で今季初出場「楽しかった」

8月1日のオープン戦で右足首を負傷して以来、約1ヶ月半ぶりの実戦の舞台だった。東京国際大戦の7回2死三塁の好機に代打で登場した立石正広選手は、結果は三ゴロに終わったものの、その表情は晴れやかだった。「楽しかった。チャンスで回してくれたので、なんとかチームに貢献したいなと思っていた。結果にできなかったですけど、まず出場したっていう明るい結果がある」と、復帰できた喜びを語った。チームは延長10回にサヨナラ勝ちを収め、主将の復帰戦を白星で飾った。

メジャーの誘いを断り、NPB一本へ

立石選手は大学3年のときに侍ジャパン大学代表の4番を務め、ショート、サード、セカンドと内野はどこでも守れる点、そしてその強い送球に50m6秒07という俊足も兼ね備える。すでにプロ志望届を提出しており、国内のプロ野球1本を表明しており、ドラフト1位での競合は必至とみられている。しかし、その評価は国内にとどまらず、春のリーグ戦から視察していたメジャーリーグ球団からも面談の希望が届いていたという。

それでも立石選手はMLB球団の面談に絞ることを決断。「そういう話はあったんですけど、今が凄く充実しているので断りました。米国での暮らしなどを現実的に考えたとき、まずは日本でプレーした方がいいと思いました」と、その理由を明かした。プロとしての生活や技術を磨く過程において、さらに言語や文化の壁も経験しながらマイナーリーグでキャリアを始めるよりも、まずは日本で選手としての技術向上に専念したいという考えだ。

完全復活へ「これからどんどん貢献したい」

復帰を果たした立石選手は、ここからの巻き返しを誓う。「10打点ぐらい取れたらチームを勝ちに導ける。今までいっぱい練習してきた結果がやっと目に見え始めて、すごく野球をしていて楽しい。それがいい結果に繋がればいいかなって感じです」と話し、さらに出場機会を増やして、大学ラストシーズンでの完全燃焼を誓った。

立石 正広 プロフィール

  • 氏名:立石 正広(たていし まさひろ)
  • 所属:創価大学 4年
  • 出身:高川学園高校
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投右打
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位候補。大学No.1野手と評され、3年時から大学日本代表の4番を務める。メジャー球団からの面談希望を断り、国内プロ球団入りを目指す。
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今秋ドラフト1位候補に挙がる創価大・立石正広内野手(4年)が、20日の東京新大学野球の秋季リーグ、東京国際大戦で実戦復帰する見通しとなった。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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