札幌六大学リーグでは、1部2部入れ替え戦が行われ、東海大札幌キャンパスが北海道大に6-0で勝利し、1季で1部復帰を果たした。チームに残った153キロ右腕の4年生・原田洸太郎投手が完封した。
4人の4年生が後輩に1部を
3戦目までもつれ込んだ1部2部入れ替え戦はこの日、最終戦が行われたが、春のリーグ戦で2部降格をしていた東海大札幌は、153キロ右腕の4年生・原田洸太郎投手が先発すると、ツーシームなどを駆使する投球で、9回を5奪三振で完封した。
主に地方の大学4年生は、社会人などでプロを続ける以外の多くの選手は春のリーグ戦で引退し、就職活動を行う。しかし、春に2部降格をさせてしまった東海大札幌は4年生4人が秋もチームに残った。この日の3戦目に出場した4年生は原田投手一人だったが、「春は自分のせいで情けない結果だった。後輩たちに1部の舞台を作れてよかった。4年の思いも背負いながら投げた」と話した。
そして原田投手は「安心した。心置きなく引退できる」とした。
札幌静修高校出身で、182cm84kgの体から153キロの速球を投げる原田投手、次はどのような道を目指すのか。
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東海大札幌が最短1部復帰 ー スポニチ北海道紙面
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