東京六大学野球連盟の早稲田大学が1月5日、東京都西東京市の安部球場で始動した。来秋ドラフト候補に挙がる左腕・宮城誇南投手(3年・浦和学院)は、箱根駅伝での同校の活躍に刺激を受け、自身の名前になぞらえて奮起を誓った。また、小宮山悟監督(60)は、今春入学予定の阿部葉太外野手(3年・横浜)について、開幕スタメンでの起用構想を明かした。
「僕も名前が誇南なので」名探偵にあやかり活躍誓う
新年の誓いを立てた宮城誇南投手にとって、大きな刺激となったのが箱根駅伝だ。往路5区の山登りで区間2位の快走を見せた工藤慎作選手(3年)は、その苗字から「山の名探偵」の愛称で親しまれている。
自宅でテレビ観戦していた宮城投手は、「凄かった。僕も名前が誇南(こなん)なので(スポニチ)。」と、同じ「名探偵」つながりの同級生の活躍に刺激を受けた。ラストイヤーとなる今季、左のエースとしてチームを牽引し、神宮のマウンドでの頂点を目指す。
スーパールーキー阿部葉太、異例の「開幕スタメン」予告
指揮官の期待も高まる。小宮山監督は、まだ合流前の新入生・阿部葉太選手について「1番・センター、阿部葉太でいきたい。それは本人にも伝えている(スポニチ)。」と、合流前の異例の開幕スタメン起用を明言した。
「選手としてケチのつけどころがない。大学、社会人、プロ、どこのチームでもほしい選手。表現があれだけど猛者ですよね。」と、その実力とメンタリティを絶賛。「荒くれ者の雰囲気丸出しで野球をやっているところがいい」と評価し、昨春センバツ優勝主将のキャプテンシーと実力で、チームに新しい風を吹き込むことを期待している。
アメリカ遠征で佐々木麟太郎選手のスタンフォード大と対戦も
早稲田大は2月23日から10日間、アメリカのロサンゼルス、サンフランシスコで合宿を行うが、2月25日には福岡ソフトバンクにドラフト1位で指名された佐々木麟太郎選手のいるスタンフォード大とのオープン戦が予定されている。小宮山監督は「オープン戦なので交流を深めるという意味合いも強い。ただ、強いチームですからそれなりの試合にもなる」と話す。
メジャーでもプレーした小宮山監督は、「学生同士がいろんな話をする上で、5年後10年後、また出会うことがあれば、これ以上のことはない。個人的には学生で代表に選ばれてアメリカに行ったときに、後にメッツでチームメイトとなった選手もいた」(スポーツニッポン)と話し、交流することの重要性を話した。
昨秋は2位に終わった早稲田大。「どん底からの天皇杯奪還」をスローガンに、宮城投手と阿部選手ら新戦力が融合し、アメリカでの刺激を受けて成長をして、王座奪還を目指す。
宮城誇南 プロフィール
- 氏名: 宮城 誇南(みやぎ・こなん)
- 所属: 早稲田大学(3年)
- 出身: 沖縄県(浦和学院高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 左投左打
- 身長・体重: 174cm、76kg
- 主な特徴や実績: キレのある直球と変化球を操る実戦派左腕。浦和学院時代はセンバツベスト4。名前の由来は「未来少年コナン」。
阿部葉太 プロフィール
- 氏名: 阿部 葉太(あべ・ようた)
- 所属: 横浜高校(3年) → 早稲田大学(入学予定)
- 出身: 愛知県
- ポジション: 外野手
- 投打: 左投左打
- 身長・体重: 175cm、78kg
- 主な特徴や実績: 走攻守三拍子揃った外野手。横浜高校では主将としてセンバツ優勝に貢献。U-18日本代表主将。
























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