1月7日、東都大学野球連盟の中央大学が東京都八王子市の同校グラウンドで2026年の練習をスタートさせた。新チームのスローガンは「束(たば)」。主将の安田淳平外野手(3年・聖光学院)は、リーグ6連覇中の王者・青山学院大を倒しての日本一を宣言。また、右肘手術から復活を期す「ミスターゼロ」こと東恩納蒼投手(2年・沖縄尚学)も勝負の年にかける思いを語った。
スローガンは「束」、結束力で黄金時代築く
横断幕には、今年のスローガン「束」の文字が刻まれていた。安田淳平主将は「チームとしてまとまりを持って、今まで以上に結束して、もっと堅い束になっていけるように(日刊スポーツ)。」とその意図を説明。青学大との差は個の力ではなく「チーム力」にあると分析し、1球へのこだわりと全員で戦う姿勢を徹底する。
箱根駅伝でも青学大が3連覇を果たした中、東都でも「ストップ・ザ・青山」が合言葉だ。国学院大などと共通のキーワードとなる。「日本一をとるに相応しいチーム。」になり、47年ぶりの日本一へ向けてチーム一丸となる。
復活の「ミスターゼロ」東恩納蒼、勝負の3年目へ
チームの鍵を握る投手の一人が、かつて甲子園で47回1/3連続無失点の記録を樹立し「ミスターゼロ」と呼ばれた東恩納蒼投手だ。1年秋に右肘クリーニング手術を受け、リハビリを経てフォームを改造。「手先ではなく全体を使うフォーム」に変えたことで肘の痛みも消え、球速も向上した。
昨秋は救援で無失点投球を見せるなど復調の兆し。「高校時代に少し名前が出て、この2年間それに見合った成績を残せていない。勝負の年(日刊スポーツ)。」と覚悟を口にする。完全復活した右腕が、チームを優勝へと導く。
岩城颯空投手と三奈木亜星投手の2枚看板に、チームを盛り上げた繁永晟選手や皆川岳飛選手が引っ張った昨年に比べると、まだ戦力は足りていない印象がある。しかし、伊藤櫂人選手(新4年)や高橋徹平選手(新2年)、橋本航河選手(新3年)といった野手が投手をもり立てて行きたい。
安田淳平 プロフィール
- 氏名: 安田 淳平(やすだ・じゅんぺい)
- 所属: 中央大学(3年)
- 出身: 東京都(聖光学院高校卒)
- ポジション: 外野手(主将)
- 投打: 右投左打
- 特徴: 「熱さしかない」と監督も認めるキャプテンシー。打倒青学の旗頭。
東恩納蒼 プロフィール
- 氏名: 東恩納 蒼(ひがしおんな・あおい)
- 所属: 中央大学(2年)
- 出身: 沖縄県(沖縄尚学高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投左打
- 特徴: 甲子園で「ミスターゼロ」の異名をとった好投手。右肘手術を乗り越え、フォーム改造で復活。U-18W杯優勝投手。







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