【大学野球】天理大の147キロ右腕・的場吏玖投手が開幕勝利、5球団スカウト「粘り強さ増した」と評価

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阪神大学野球春季リーグでは、今秋のドラフト候補として注目される天理大のエース右腕・的場吏玖投手(4年=大阪電通大高)が大阪電気通信大との開幕戦に先発。6イニングを投げて7安打3失点(自責2)ながら、要所で8つの三振を奪う粘りのマウンドでチームを5-3の勝利に導いた。ネット裏にはNPB5球団のスカウトが視察に訪れ、186センチの大型右腕を評価した。

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緊張の開幕マウンドで8奪三振、6回満塁のピンチもエースの責任感で抑える

4日の開幕戦が雨天中止となり、スライド登板となった的場吏玖投手。立ち上がりの初回、2死から連打を浴びていきなり一、三塁のピンチを背負ったが、後続を落ち着いて三振に仕留めた。2回に先制を許したものの、3回から5回まではわずか1安打。最速147キロを誇る直球の威力を軸に、カーブやカットボールを効果的に織り交ぜてリズムを作った。的場投手は「開幕戦で緊張した。失点の内容は結構悪かった。直球はよかったと思うけど、今日は制球ミスが多かった。立ち上がりも悪かったので、しっかりと状態を上げられるようにやっていきたいです。」と話した。

勝利への執念を見せたのは、4-1とリードして迎えた6回。連打と四球で無死満塁という絶体絶命の危機に、内野ゴロの間とスクイズで2点を返され1点差まで詰め寄られたが、勝ち越しを許さずに抑えた。本人にとっては「コントロールミスが多かった」と反省の残る内容となったが、崩れずに投げた。

DeNA、楽天など5球団スカウトが称賛。「インコースへの制球」と「緩急の巧さ」

この日のネット裏には横浜DeNA、北海道日本ハム、東北楽天などプロ5球団のスカウトが姿を見せ、球速以上に打者を打ち取る術について、昨年からの成長を話している。

横浜DeNA・藤田スカウト:「左打者のインコースのスライダーやカットボールでファウルを打たせたりしていて、一塁側へのコントロールがいい。」

東北楽天・足立祐一スカウト:「カーブで緩急をつけて、ピッチングがうまいなと。去年よりメリハリをつけて投げられている。試合をつくる能力が高く、粘り強さも増している。カットボールの精度も高いし、カーブなどで緩急も使えていた。」

186センチの長身から投げ下ろされる角度のあるボールに加え、緩急をつけた投球がスカウト陣に評価された。単なる大型右腕ではなく、その日に調子の良い球を使って粘り強く投げるのが的場投手の真骨頂で、戦況に応じて最適なボールを選択できる能力を改めて見せた。

大阪電通大高のエースから天理大の柱へ。目標の「プロ入り」へ加速する春

大阪府寝屋川市出身の的場吏玖投手は、大阪電通大高時代に1年夏から背番号1を背負い、注目を集めてきた。甲子園出場経験こそないが、天理大進学後も1年春からリーグ戦のマウンドを経験し、着実にステップアップを遂げてきた。ラストイヤーを迎えた今年、その瞳にははっきりと「プロ」の舞台が見えている。

「これから調子を上げていって、アピールできるように頑張りたい(デイリースポーツ)。」この日の不完全燃焼の投球で、次戦以降への奮起としたい。

【的場 吏玖】 プロフィール

  • 氏名: 的場吏玖(まとば・りく)
  • 所属: 天理大学(4年)
  • 出身: 大阪府(寝屋川スカイヤーズ-ジュニアセブン-大阪電通大高卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 186cm、78kg(または184cm、74kg)
  • 主な特徴や実績: 最速147キロの直球と多彩な変化球(カーブ、スライダー、カットボール、フォーク)を操る本格派右腕。1年春からリーグ戦に登板。2026年春季リーグ開幕戦で6回8奪三振の勝利。高いゲームメイク能力とインコースへの制球力で5球団スカウトが注目する2026年ドラフト候補。
2026年度-大学生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
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阪神大学野球の春季リーグが5日、ほっともっとフィールド神戸で開幕した。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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