法大・多木裕史選手、プロ志望届けを出さずにトヨタ自動車へ

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 法大で現在リーグ通算94安打を記録している多木裕史選手がプロ志望届けを出さずにトヨタ自動車に進むことがわかった。

 法大・金光監督が「多木は志望届けを出しません」と話し、また「本人もショートとしてプロに行きたいと言っている。社会人の厳しい練習で鍛えてもらってからでも遅くはない」と話した。

 多木選手は1年生の春に打率.314を記録して遊撃手のベストナインに選ばれると、その後もヒットを量産し3年までに84安打を記録、プロからの打てる遊撃手として評価されていた。しかし4年生となた今年の春季リーグでは打率.125と低迷、また守備でも課題が克服できずにショートからサードに転向していた。

 トヨタ自動車でショートとして再チャレンジし、希望であるプロ入りを目指す。

 現役最多のリーグ通算94安打を記録している法大の多木(たき)裕史内野手(4年)が、プロ志望届を提出せずに社会人のトヨタ自動車入りすることが24日、分かった。

 

 六大学NO1の安打製造機が、今秋ドラフトの指名対象から外れることになった。金光興二監督(57)は「多木は志望届を出しません」と明言。「本人もショートとしてプロに行きたいと言っている。社会人の厳しい練習で鍛えてもらってからでも遅くはない」と説明した。

 

 多木は坂出高では甲子園出場なし。法大では1年春に3割4分1厘の高打率で、遊撃手としてはリーグ史上初となる1年生ベストナインを獲得した。その後も巧みな打撃で安打を重ね、3年終了時で通算84安打。だが、今春は相次ぐ故障でリーグ最下位の打率1割2分5厘と低迷している。また、課題の守備を克服しきれずに今季は三塁に回るなど、評価を落としていた。 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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