駒澤大・今永昇太投手が完投も完封目前で被弾

今永昇太, 駒澤大

 東都のドクター0、駒澤大の今永昇太投手が全国の舞台に初登場し、中部学院大を相手に7安打8奪三振で1失点で全国1勝を挙げた。しかし9回2アウトからホームランを浴びて完封を逃すなど、反省もみられた。

不調もドクター0ぶりみせる

 駒澤大の今永昇太投手は最速147km/hの速球を投げ、春のリーグ戦では3試合連続完封を記録するなど、東都のドクター0として知られる。この日は「ストレートも走っていないし、制球も良くなかった」と話し、ストレートの最速は143km/h、四死球も3つ与えるなど良い状態ではなかった。

 それでも大きなカーブでカウントを稼ぐと、キレのあるストレートを左右のバッターの外角に投げて見逃し、空振りの三振を奪い9回2アウトまで無失点と、「うまくかわせた」と話しようにテクニックでドクター0ぶりを発揮した。しかし完封目前でソロホームランを浴びて完封を逃してしまい、「完封できないのが僕らしい」と話し反省した。

 

来年のドラフト1位投手

 悪い中でもきっちりと全国初勝利を記録した。「自分は気楽に行き過ぎるところがあるので。次は完封を目指したいです」と話す今永投手、リーグ戦ではこの秋に7勝を挙げMVPを獲得、春も3連続完封も含めてプロの評価は「ドラフト1位」でほぼ確定をしている。

 来年は注目の中でのプレーが続くが、ドラフト1位候補では明治大・上原健太投手などライバルも少なくない。まずはこの大会で優勝し、ドラフト1位の中でも筆頭格として来年を迎えたい。

 あと1死。駒大・今永の完封は、左翼席に飛び込んだソロ本塁打に打ち消された。2点差。だが、エースに動揺はない。「完封できないのが僕らしいというか…」と気にとめず、最後の打者は128キロのスライダーで8つめの三振。来秋ドラ1が、1失点完投で駒大13年ぶりの4強入りを決めた。


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