国際武道大と立教大が決勝へ、武大・平川裕太投手はパーフェクトリリーフ

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大学野球選手権は準決勝が行われ、国際武道大が3-2で上武大に勝利し、立教大が1-0で東海大北海道に勝利して決勝に進んだ。

国際武道大

準決勝は2試合とも接戦となり、得点の少ない投手戦となった。国際武道大は先発した伊藤将司投手がキレのある球で横浜高校時からの安定感を見せ、8回を3安打6奪三振、8回裏に同点打を浴びたものの2失点に抑える好投を見せた。

そして9回からはリリーフエースの3年生・平川裕太投手が登板する。平川投手は171cmながら伸びるストレートは147キロを記録、この日も9回を3人で抑えると、タイブレークとなった10回も打者二人を抑え、1回2/3をノーヒット2奪三振とパーフェクトに抑えた。

上武大は先発で140キロ後半を投げる期待の2年生・西村雅暉投手が、球速と荒れ球を駆使しながら5回を1安打5奪三振3四死球も無失点に抑える。6回からは3年生の寺沢星耶投手が投げると、7回に2ランホームランを浴びてしまう。そして8回からは4年生の宮川哲投手が登板し、8回9回を抑えたが10回タイブレークに1点を与えた。

投手陣は国際武道大を5安打11奪三振2失点に抑えたものの、味方打線が3安打2点に抑えられた。

国際武道大は1990年に大学野球選手権に初出場しベスト4入りしているが、その後は大会の常連となっているものの優勝は無い。大学野球の御大となった岩井監督も「準優勝と日本一では天と地の差がある」と話し、優勝に気合を入れる。

立教大

立教大はこの日、打線は東海大北海道のエース・太田将貴投手にわずか2安打に抑えられた。リーグ戦でも高い打率を残している打線ではないが、完全に封じられた。

しかし、初回に相手のエラーで1点を奪うと、その1点を先発の2年生エース・田中誠也投手が7回2/3を3安打6奪三振無失点に抑えると、リリーフエースとなっている1年生の中川颯投手が1回1/3をノーヒット2奪三振パーフェクトに抑え、シャットアウトした。

立教大は1953年に大学野球選手権で優勝し、1957年には長嶋茂雄氏のいるチームで優勝をしている。しかしその翌年の1958年の優勝が最後で、59年ぶりの優勝を狙う。

全日本大学野球選手権準決勝の対戦カードと注目選手

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